ドンバス (2018)：作品情報

見どころ

ウクライナとロシアの間で起きたドンバス戦争を描き、カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞した2018年製作の異色作。親ロシア派勢力とウクライナ軍との衝突が日常的に起こるウクライナ東部のドンバス地域で、フェイクニュースやプロパガンダによる情報戦の様子や国境を挟んで砲撃し合う兵士たちなど、実話を基にした複数のエピソードが映し出される。監督は『霧の中』『粛清裁判』などのセルゲイ・ロズニツァ。

あらすじ

2014年、親ロシア派勢力の分離派が一方的に独立を宣言したウクライナ東部のドンバス地方。そこでは、クライシスアクターと呼ばれる俳優たちが演技を行い、フェイクニュースが作られている。さらには、医師が支援物資を横取りしようとしたり、警察が新政府への協力といううそをついて市民から資産を巻き上げようとしたりしている。一方、国境では両国による砲撃の応酬が続いていた。

キャスト

• タマラ・ヤツェンコ
• ボリス・カモルジン
• トーステン・マーテン
• アルセン・ボセンコ
• イリーナ・プレスニャエワ
• スヴェトラーナ・コレソワ
• セルゲイ・コレソフ
• セルゲイ・ルスキン
• リュドミラ・スモロディーナ

スタッフ

監督・脚本

• セルゲイ・ロズニツァ

撮影

• オレグ・ムトゥ

プロダクションデザイン

• キリル・シュヴァーロフ

コスチュームデザイン

• ドロタ・ロケプロ

編集

• ダニエリュス・コカナウスキス

サウンド

• ウラジミール・ゴロヴニツキー

プロデューサー

• ハイノ・デカート

アソシエイトプロデューサー

• ATOMS & VOID

映画詳細データ

英題

DONBASS

製作国

ドイツ／ウクライナ／フランス／オランダ／ルーマニア

配給

• サニーフィルム

製作

• MA.JA.DE. FICTION
• ARTHOUSE TRAFFIC
• JBA PRODUCTION
• GRANIET FILM
• DIGITAL CUBE

技術

カラー

(シアター・イメージフォーラムほか)

リンク

公式サイト