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東京国際映画祭コンペ部門作品が発表!イーサン・ホーク主演作など16作

第28回東京国際映画祭

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(左から)小栗康平監督、中村義洋監督、竹内結子、ブライアリー・ロング、深田晃司監督
(左から)小栗康平監督、中村義洋監督、竹内結子、ブライアリー・ロング、深田晃司監督

 来月22日より開催される第28回東京国際映画祭のラインナップ発表会が29日、六本木アカデミーヒルズ内で行われ、最高賞の東京グランプリを決めるコンペティション部門出品作品などが発表された。

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 今年のコンペ部門には11年ぶりに邦画3作品(『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』『さようなら』『FOUJITA』)が選出されたことは先日発表された通り。この日はそのほか、イーサン・ホークが名ジャズ・トランペット奏者、チェット・ベイカーさんにふんした『ボーン・トゥ・ビー・ブルー』や、終戦直後デンマークの海岸沿いに埋められた無数の地雷撤去作業に動員された敗残ドイツ軍の少年兵たちのはかない未来を描く『地雷と少年兵』など、86の国と地域の応募の中から選ばれた全16作品が明らかになった。

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 会見には『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』の竹内結子中村義洋監督、『さようなら』のブライアリー・ロング深田晃司監督、『FOUJITA』の小栗康平監督、総合司会を務める羽鳥慎一アナウンサーと西尾由佳理アナウンサー、フェスティバル・ナビゲーターに就任したモデルの季葉とラジオDJ/翻訳家の野村雅夫らが出席。昨年の『紙の月宮沢りえに続く最優秀女優賞にも期待がかかる竹内だが、「映画祭なので楽しんでいただければ。わたしは何よりドレスを着て転ばないようにしないと。今からそっちの方が緊張しています」と笑った。

 なお昨年創設された、比類なき感性でサムライのごとく、常に時代を切り開く革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績をたたえる「“SAMURAI(サムライ)”賞」は今年、山田洋次監督と『レッドクリフ』などのジョン・ウー監督に贈られる。(編集部・中山雄一朗)

コンペティション部門出品作品は以下の通り。
『スリー・オブ・アス』(フランス)
『ボーン・トゥ・ビー・ブルー』(アメリカ=カナダ=イギリス)
『カランダールの雪』(トルコ=ハンガリー)
『家族の映画』(チェコ=ドイツ=スロベニア=フランス=スロバキア)
『FOUJITA』(日本=フランス)
『フル・コンタクト』(オランダ=クロアチア)
『ガールズ・ハウス』(イラン)
『神様の思し召し』(イタリア)
『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』(日本)
『地雷と少年兵』(デンマーク=ドイツ)
『モンスター・ウィズ・サウザン・ヘッズ』(メキシコ)
『ぼくの桃色の夢』(中国)
『ニーゼ』(ブラジル)
『ルクリ』(エストニア)
『さようなら』(日本)
『スナップ』(タイ)

第28回東京国際映画祭は10月22日~31日に六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿ほかにて開催

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