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驚異の俳優コミュニティー!小栗旬と菅田将暉の交友録がすごい

バックハグ……かっちょえぇぇぇぇぇ~!
バックハグ……かっちょえぇぇぇぇぇ~! - 写真:尾藤能暢

 大人気コミックが原作の痛快アクションエンターテインメント映画『銀魂』で共演した小栗旬菅田将暉が、自身らを含めた若い世代の俳優たちとの交友を語った。

小栗旬が菅田将暉を壁ドン!【インタビューカット集】

 小栗を筆頭に、同世代の名だたる俳優が名を連ねているコミュニティー「小栗会」は有名だが、最近はそこに菅田ら一回り若い世代も加わることがあるという。「僕らも仲がいいですけど、将暉たちも面白いチームを作っています」と小栗はどこかうれしそうに後輩たちを語る。菅田も、「ときどき小栗さんのおうちやご飯会にお邪魔させてもらいますけど、楽しい方ばかりです。小栗さんは愛されているなぁと思います」と率直な感想を明かした。

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 その場で俳優同士の新たな交流がはじまることもよくあるようで、菅田は「僕の仲良しの山崎賢人が小栗さんと通じ合ったのはうれしかったな。昔、半分本気、半分冗談で、『俺は小栗旬を目指す』って賢人が言って、『だったら俺は山田孝之だ』と誓い合ったんです」と秘話を披露した。小栗は菅田の友人である山崎について、「賢人とは波長がすごく合った」と明かし、自身同様原作ものの出演が多い山崎に対し、そのことをどう思っているのか聞いたところ、「いただいたお仕事なので」と返ってきて、その瞬間に「だよねー」と共感し合ったのだという。

 監督業の経験もある小栗のこれまでの活動を振り返り、「小栗さんたちが窮屈なものを広げてくれて、僕らはすごく助かっています」と感謝の意を表した菅田。小栗は「確かに僕らの世代はいろんな意味で貢献したかも。20代で結婚しても俳優を続けられることを証明したのは、瑛太や(松田)龍平たち。僕らより上の世代では難しかったことです」と自信を覗かせた。

 こうした俳優同士の交流がお互いに刺激になっているという小栗は、「いつかそういう仲間たちと仕事ができる機会があるといいなと思います。そういう企画を実現できそうな立ち位置になってきていますからね」と今後の抱負を語った。実際、本作に出演している歌舞伎俳優の中村勘九郎には、「こんなおバカなノリの映画、正式なオファーだと勘ちゃんまで届かないと思って」と小栗が直接電話で出演依頼したという。俳優同士の輪が作品作りに反映されているのだ。

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 ギリギリのパロディーが抜群のバランスで人情ものとリンクしている本作には、多彩で個性的なキャラクターが数多く登場するが、俳優同士のコミュニケーションが取れていることもあり、物語がテンポよく仕上がっている。「本気でお金をかけてバカをやれて、最高のB級映画ができました」と小栗が言うと、「いや、A級ですよ」とすかさず笑顔で菅田が返すその会話は、劇中で2人が演じた主人公・銀時とその理解者兼舎弟・新八の関係をほうふつさせた。(取材・文:早川あゆみ)

映画『銀魂』は全国公開中

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