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ジェシカ・チャステイン初来日!客席でファンとたっぷり交流!

ジェシカ・チャステイン来日中!
ジェシカ・チャステイン来日中!

 女優のジェシカ・チャステインが27日、主演映画『ユダヤ人を救った動物園 ~アントニーナが愛した命~』のプロモーションのため初来日し、都内で来日記者会見と舞台あいさつを行った。舞台あいさつでは客席から登場すると、10分間近くもファンからのサインや握手に応えるファンサービスを行い、夜ではあったが、覚えてきたという日本語で「アリガトウ、オハヨウ」とあいさつした。

美しい!来日中のジェシカ・チャステイン写真ギャラリー

 第2次世界大戦中のポーランド・ワルシャワで、動物園の園長夫妻が、ユダヤ人を動物園の地下に匿い、300人もの命を救った知られざる実話を映画化した本作。ジェシカは会見に登壇すると、「本当に大切な作品と共に日本に来られたことをうれしく思います」と笑顔でコメント。

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 本作で演じたアントニーナについては「最初に物語に触れた時に彼女の姿に本当に惹かれた」と述べ、「彼女はヒーローなのですが、武器を持っていないヒーロー。愛と思いやりだけで人々を救ったヒーロー。フェミニンでもあり、強くもある。2017年を生きるわたしたちにとってよいお手本になる人です」と紹介。本作についても「ヒーローという存在を再定義している」と話し、「愛を持って演じた」と振り返った。

 ジェシカ自身もポーランドを訪れ、実際に舞台となった場所を訪ね歩いたという。「やはりその場に身を置くことの重みをひしひしと感じました。アウシュビッツを訪れたことも心かき乱される経験になりました」としみじみ。「彼女は自分自身の命をリスクにさらし、300人以上の命を救った。政治家でなくても、誰にでもそんなことができるんだということを感じていただける作品。自分にもできるんだ、ということをこの映画を通じて感じてほしい」と訴えた。

 舞台あいさつでは客席に「愛を広げるための」缶バッチを配りながら笑顔を振りまいたジェシカ。「日本の方はお会いする方みんな親切で、最高の歓迎をしてくれる。こうして皆さんと会えたことをうれしく思います」と日本のファンへの感謝の気持ちを述べていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『ユダヤ人を救った動物園 ~アントニーナが愛した命~』は12月15日よりTOHOシネマズみゆき座ほかにて全国公開

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