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吉田羊&大泉洋の無料配信リモートドラマが話題 おかしくて切ない元夫婦の会話劇

「2020年 五月の恋」より
「2020年 五月の恋」より

 吉田羊大泉洋がダブル主演を務めるWOWOWのリモート連続ドラマ「2020年 五月の恋」(全4話)が、YouTubeでの全話合計視聴回数が12日間で56万を超える反響を呼んでいる。

【動画】吉田羊×大泉洋「2020年 五月の恋」第一夜

 本作は、1話13分から14分の4話から成る元夫婦の物語。吉田羊が、撮影の自粛が続いている中「お芝居で日本を元気にしたい」「心の栄養を届けたい」と想いを寄せたことからスタート。この想いに大河ドラマ「真田丸」で吉田と夫婦役を演じた大泉洋が賛同。脚本を、朝ドラ「ひよっこ」などの岡田惠和、監督を、吉田と『ハナレイ・ベイ』でタッグを組んだ松永大司が務める。

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 舞台は2020年5月の東京。吉田は、大手スーパーマーケットで都心店舗の売り場を任されている負けず嫌いのユキコ、大泉は在宅勤務で慣れないリモートワークに奮闘する中堅設計会社の優柔不断な営業マン・モトオにふんし、4年前に離婚した元夫婦の設定。事の発端は、ひょんなことからモトオがユキコに間違い電話をしたこと。初めは怪訝そうなユキコだったが、「久しぶりにつながったのだから」と何となく会話をするうちに、コロナ禍でそれぞれ抱える問題や、離婚したきっかけなど深い話になっていく。

五月の恋

 時におかしく、時にシビアな会話劇をあうんの呼吸で繰り広げた吉田と大泉のコンビネーションが抜群。大泉がキャスティングされたのは、企画を主導した吉田たっての熱望だったと言い、インタビュー動画では以下のようにその理由を明かしている。

 「(この企画に必要だったのは)視聴メディアが(スマートフォン、テレビなど)さまざまであることが予想されることから『映像だけれど舞台のテンションで演じられる人』であること。会話劇なので『間や呼吸を読むのが巧い人』であること。夫婦喧嘩をテーマにしているので『重くなり過ぎずちゃんと笑えて愛らしいキャラクター』であること。そのすべてを満たしているのが大泉洋さんでした」

 現在、本作はYouTube WOWOWオフィシャルチャンネル及びWOWOWメンバーズオンデマンドで無料配信中。なお、7月5日には全4話を1本化し、未公開映像を含んだ特別版の無料放送も決定している(午後1時~)。(編集部・石井百合子)

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