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MCUならぬBCU!インドネシア初のスーパーヒーローが活躍『スリ・アシィ』日本公開決定

かっこいい!BCU第2弾『スリ・アシィ』日本版ビジュアル
かっこいい!BCU第2弾『スリ・アシィ』日本版ビジュアル - (c)2022 SCREENPLAY BUMILANGIT PRODUKSI. All Rights Reserved.

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に倣い、インドネシアのエンタメ企業・ブンミラゲットが始めた作品群「ブンミラゲット・シネマティック・ユニバース」(BCU)の第2弾として、同国初のスーパーヒーローが活躍する映画『スリ・アシィ』が12月15日より全国順次公開される。

【動画】MCUに続け!インドネシアの女性ヒーローが活躍『スリ・アシィ』予告編

 本作で描かれるのは、1954年に誕生したインドネシア初のスーパーヒーロー“スリ・アシィ”。事故に巻き込まれた若夫婦の死の間際に生まれた女の子アラナは、孤児院で正義感の強い少女に育つ。成長した彼女は格闘家として活躍していたが、激しい「怒り」に飲み込まれそうになることに悩んでいた。ある日、トラブルに巻き込まれたアラナは、彼女をずっと見守ってきたという謎の組織に助けられ、そこで自らに秘められた運命を知ることになる。

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 神秘的な闇の力と戦う女性ヒーローの物語を、インドネシアの社会問題や人間ドラマを交えて描いた本作。第25回ウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門、第27回富川国際ファンタスティック映画祭「Mad MaxX」部門などに正式出品されるなど、世界から注目されるヒーロー映画である。主演は、Instagramのフォロワー数1,800万人を超えるインドネシアの大人気女優ペフィタ・ピアース。そのほか、レザ・ラハディアンクリスティン・ハキムジェフリ・ニコルなど各国のトップスターが集結した。

 メガホンを取ったウピ監督は、「『スリ・アシィ』が日本で公開されることをとても嬉しく思います。日本の、多くのヒーロー映画ファンの方々に、インドネシアのヒーロー映画を観てもらう機会になると思うので、彼らにも楽しんでもらい、私たちキャストやスタッフがこの映画に感じているのと同じように『スリ・アシィ』を誇らしく感じ、評価してくれることを願っています」とコメント。

 プロデューサーのビスマルカ・クルニアワンは、「『スリ・アシィ』をついに日本で公開できることを嬉しく思います!これは2019年の『グンダラ』に続く、ブンミラゲット・シネマティック・ユニバース(BCU)の2作目の映画です。この映画は、インドネシアのスーパーヒロイン、スリ・アシィが神秘的な闇の力と戦う物語です。このストーリーと演出は、日本の観客の方々が、BCUがどのようなものなのかを知るきっかけとなると思います」と日本でのBCUの知名度上昇に期待を寄せた。(編集部・倉本拓弥)

映画『スリ・アシィ』は12月15日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開

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