『翔んで埼玉』続編が興収11億突破でV2！『青ブタ』など新作5本初登場
映画週末興行成績
週末映画動員ランキング（12月1日～12月3日）が興行通信社より4日に発表され、魔夜峰央のギャグ漫画が原作のコメディー第2弾『翔んで埼玉 ～琵琶湖より愛をこめて～』が週末3日間で観客動員22万2,000人、興行収入2億9,500万円をあげ、2週連続1位に輝いた。累計成績は動員83万8,000人、興収11億5,000万円を突破している。5本の新作がランクインし、トップ10中8本が邦画となった。
公開5週目を迎えた『ゴジラ-1.0』は2位をキープし、週末3日間の成績は動員14万8,000人、興収2億1,700万円。累計成績は動員248万人、興収38億円を突破。3位に、前週より1ランクアップの『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』。週末3日間で動員14万人、興収1億8,900万円と前週を上回る成績をあげ、累計成績は動員57万人、興収8億円を記録した。
4位に累計発行部数250万部を超える鴨志田一の人気小説シリーズが原作で、高校生編の完結の物語となる劇場版『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』が、6位にリドリー・スコット監督とホアキン・フェニックスが『グラディエーター』以来23年ぶりの再タッグを組み、天才的な軍事戦略で皇帝に上り詰めた英雄を描く『ナポレオン』が初登場。
7位に第17回「このミステリーがすごい！」大賞受賞作を原作に、凶器の斧で脳を奪い去るシリアルキラーと、ターゲットとして狙われた亀梨和也演じるサイコパスの弁護士の攻防を描く『怪物の木こり』が、8位に悪魔に憑依された2人の少女をめぐる壮絶な物語を描いた『エクソシスト 信じる者』がランクイン。ウィリアム・フリードキン監督の『エクソシスト』のオリジナルキャストであるエレン・バースティンが出演している。10位にTHE RAMPAGE の川村壱馬、RIKU、吉野北人が一夜限りの恋人＝デートセラピスト役でトリプル主演を務める『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』が初登場。
今週は、ヒット作『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚（たん）で若きウィリー・ウォンカ（ティモシー・シャラメ）を描く『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』、汐見夏衛の小説を原作に、戦時下の日本にタイムスリップしてしまった女子高生（福原遥）と特攻隊員（水上恒司）の恋を描く『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』、黒柳徹子が幼少期をつづったベストセラー小説をアニメ映画化する『窓ぎわのトットちゃん』、アニメ『ダンジョン飯 ～Delicious in Dungeon～』『劇場版 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』などが公開される。（編集部・石井百合子）
【2023年12月1日～12月3日の全国映画動員ランキングトップ10（興行通信社調べ）】※（）内は先週の順位
1（1）『翔んで埼玉 ～琵琶湖より愛をこめて～』：2週目
2（2）『ゴジラ-1.0』：5週目
3（4）『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』：3週目
4（初）『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』：1週目
5（3）『首』：2週目
6（初）『ナポレオン』：1週目
7（初）『怪物の木こり』：1週目
8（初）『エクソシスト 信じる者』：1週目
9（5）『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』：5週目
10（初）『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』：1週目
