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本田翼、山下智久と12年ぶり共演 4月期フジ「ブルーモーメント」で婚約者役

「ブルーモーメント」より灯(本田翼)と晴原(山下智久)
「ブルーモーメント」より灯(本田翼)と晴原(山下智久) - (C)フジテレビ

 本田翼山下智久主演の4月期フジテレビ連続ドラマ「ブルーモーメント」(4月24日スタート、毎週水曜・22時~22時54分※初回15分拡大)に出演することが1日、明らかになった。本田が演じるのは主人公・晴原柑九朗(山下智久)の亡き婚約者。本田にとって、山下との共演は2012年放送のオムニバスドラマ「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2012」以来、およそ12年ぶり。連続ドラマでの共演は初となる。

【画像】山下智久&本田翼、場面写真

 本作は、現在「COMIC BRIDGE」で連載中の小沢かなの「BLUE MOMENT」が原作。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘が描かれる。これまで主演の山下、ヒロイン役の出口夏希のほか水上恒司岡部大仁村紗和夏帆平岩紙音尾琢真真矢ミキ舘ひろしの出演が発表されている。

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 本田が演じるのは、晴原の婚約者で、特命担当大臣(防災担当)・園部肇一(そのべ・けいいち/舘ひろし)の一人娘・園部灯(そのべ・あかり)。自分の地盤を継がせようとする父と不仲になった時期もあったが、幼い頃に見た空の美しさに魅せられ気象学研究官の道へ。研究官としてまい進する傍ら、自然災害の多い日本において、行政の枠組みや既存組織にとらわれず迅速に判断を下すための組織を立ち上げる夢をかなえるべく日々奮闘していた。気象学で自然災害に立ち向かう組織には卓越した数学脳で天気を解析できる人間が必要不可欠だったため、晴原を気象学の世界に勧誘。大雨が降りしきるある日、大きな災害が発生する場所を突き止めた晴原と灯は、人的被害の拡大を防ぐためそれぞれの職場へ向かうが……。

 灯の死は、SDMの中心として災害現場で奮闘する晴原を突き動かすもの。自然災害の恐ろしさを知っているはずの灯がなぜ命を落としたのか、その真実が明かされていく。

 本田にとってフジテレビ系ドラマへの出演は、2021年に放送された月9ドラマ「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」以来、およそ3年ぶり。加えて、2011年の「シマシマ」(TBS系)でドラマデビューして以来、14年連続の地上波ドラマ出演となる。主演の山下とは12年ぶりの共演となり、本田は「まだ私が新人だった12年前、山下さん主演の『ほん怖』に出演させて頂いたことがあったのですが、今回初めて連ドラでご一緒させて頂けること、そして、『ラジハII』から3年ぶりに会うスタッフさんもいらっしゃるなど、この作品に参加できたことをうれしく思っています」とコメントを寄せている。

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 物語の始まりでもある2人の姿が見られるのは、4月24日の初回放送で。併せて公開された場面写真には、10年前に明るい未来を夢見て、幸せそうな表情を浮かべる晴原と灯の姿が切り取られている。

 なお、本作の放送を記念して、フジテレビ4月のハッピーアワー枠(第1部13時50分~14時48分、第2部14時48分~15時45分※関東ローカル)で、山下が出演した「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」全3シリーズ(2008・2010・2017)、「5→9~私に恋したお坊さん~」(2015)、「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」(2009)、「プロポーズ大作戦」(2007)を順次放送。初回放送は本日(1日)13時50分より「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」第1話「出会い」、14時48分より第2話「医師の責務」。

 本田翼、プロデュース・高田雄貴のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

本田翼

 「台本と原作をそれぞれ読ませて頂いて、最近の気象状況にリンクする部分があり、身近に起こりうる出来事が題材なので、とても意味のある作品になるのではないかと感じました。まだ私が新人だった12年前、山下さん主演の『ほん怖』に出演させて頂いたことがあったのですが、今回初めて連ドラでご一緒させて頂けること、そして、『ラジハII』から3年ぶりに会うスタッフさんもいらっしゃるなど、この作品に参加できたことをうれしく思っています。灯は晴原にとって“光”のような存在で全ての原動力になっています。この作品のシリアスでありながらどこか温かい面を、灯を通して表現できたらと思います。灯はSDMメンバーではないですが、SDMの活躍がどのように描かれるのかとても楽しみです。また灯の“真実”が明かされた時、皆さんがどう感じられるのか私自身いまからドキドキしています」

プロデュース・高田雄貴(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

 「“ブルーモーメント”は、原作も連続ドラマも“大きな愛の物語”だと私は思っています。その要が園部灯というキャラクターです。灯はSDMの提唱者であり、晴原と園部大臣はその遺志を叶えるために動き、そして灯の死の真相をずっと追い続けています。そんな灯を演じて頂くのは本田翼さん!太陽のような笑顔と見る人の心を明るくするお芝居はもちろんですが、本田さんご自身も幅広く活躍され新しい道を開拓されている、その力強さも灯のイメージにピッタリだと思い、オファーさせて頂きました。そして山下さん演じる晴原と本田さん演じる灯の2ショットが、なんと美しく、なんと温かく、そしてなんと切ないことか…。灯を本田さんに演じて頂いて本当に良かったと思いました。本田さん演じる灯が描く愛と謎、視聴者の皆様も引き込まれること間違いなしです。お楽しみに!」

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