シネマトゥデイ

『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』
ブレンダン・フレイザー来日記者会見
 

『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』
ブレンダン・フレイザー来日記者会見

5月23日 都内・帝国ホテル

『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』

6月9日 日本劇場他
上映時間: 2時間10分
配給: UIP

 


この作品が全米で大ヒットした要因は何だと思いますか?
F

ブレンダン・フレイザー:(以下F)第一作目も大ヒットしたけど、問題点もあったと思うんだ。そこから学びとって、さらにパワー・アップした作品が出来たと思うよ。一作目を観てくれた観客が、今回のニ作目を観て全然がっかりしてないってことからも証明されたと思う。監督(スティーヴン・ソマーズ)がキャラクターの性の強い、一作目の俳優をほとんどそのまま起用したってことも成功の要因の一つだとも思う。それからIMLのジョン・バートンがスペシャル・エフェクトを担当しているけど、これが一作目からさらにパワー・アップしたことも、その要因の一つだね。あとの要因は……そうだね。女神様が微笑んでくれたということかな。

Q 全編にわたってアクションの連続でしたが、特に苦労した点を教えてください
F

僕自身、観るたびに次に何が起こるんだろう?って思ってしまうぐらいスリリングだよ。苦労した点は、実際に戦う相手がコンピュータ・グラフィックスが多かったから、撮る時には相手がいないんだ。僕はこのコンピュータ・グラフィックスの分野には、とても興味があるんだけどね。

一番気に入っているシーンはバスがロンドンの街を暴走しながら、ミイラと戦うシーンなんだ。実際にはバスの中にあんなミイラはいない。だけど、心の中では、このバスの中には本当に恐ろしいミイラがいると信じて演じたんだよ。そう、最終的にはコンピュータ・グラフィックスのクリエーターを信じるしかないってことだね。

特殊効果の技術は日々すばらしい進歩をしていて、昔は同じ特殊効果でも色々な制限があった。だけど、いまは自由に演技出来る。コンピュータ・グラフィックスの技術が、演技に合わせてくれるんだ。だから僕ら俳優にとっても演じやすい。ただし、役者がいらなくなってしまうのでは?という不安もあるけどね。

本編の中でサソリ男と戦うシーンがあるんだ。彼は“ザ・ロック”というアメリカで人気ナンバー1のレスラーなんだけど、撮影中、彼とは一度も顔を合わせたことがなかったんだ。初めて会ったのはプレミアの会場で。でも映画の中では彼と鬼気迫る戦闘をくり広げるんだよ。スペシャルエフェクトの世界はほんとうに驚異だね。

 
撮影中、あなたの意見が反映された場面はありますか?
F 戦闘で、ついミイラの目に指を突っ込んでしまうシーンがあるんだ。その時、とっさにぼくは汚物にでも指を入れたかのように、嫌悪感を込めて指を振ってしまったんだ。後からモニター観て「ごめんなさい。ここはやり直すよ」と言ったら、スタッフが、おもしろいからこのまま使おうと言ってくれたんだ。IMLのスタッフが後でこのシーンにベタベタな物体をつけ加えたり工夫してくれていたよ。
本作でリックは家族を守るために命をかけて戦いますが、実生活であなたが守るべきものとは何でしょう?
F やはり映画と同じに自分の愛するもの、家族だよ。第一作目でリックはかなり向こう見ずなこともしたけど、今回は息子と妻がいる。守るべきものの優先順位 が、かわっていると思うんだ。
エジプトやミイラというテーマは、なぜこれだけ人々の興味をそそるのだと思いますか?
F エジプトは人々のアドレナリンを刺激するような神秘に満ちていると思う。宗教的には死んだ人物を蘇らせたり、魅力的で物語になりやすい題材なんだろうね。ハリウッドはいままでの歴史の中で、それを壮大なものに作りあげていった。今回の作品でイムホテップというミイラから蘇った男が出てくるんだ。物語で彼は悪者だけど、純愛に生きていて、人々の同情をかう人物だと思う。ハリウッドでは、いままでに100本以上のミイラ映画が作られているんだ。その中でこの『ハムナプトラ2』は娯楽性もあり、カッコよくて、エキサイティングな部分がたくさん盛り込まれていて、より人々の興味をそそると思うよ。
『ハムナプトラ3』の話が来たら出演しますか?
F

僕はそういった話をプロデューサーともフィルム・メーカーともしてはいない。どこかで、その話が進行しているかもしれないけど……。この作品はパート2、3と続けられる題材だと思うよ。数年後、またここに、こうしてぼくがいるかもしれないね。

同じ作品を続けて演じるとイメージが固定するではないかという懸念に対しては、僕はいままでも色々なタイプの違った役を選んでいるし、これからもそうすると思う。そのほうが新鮮な気持ちを持続出来るし、観る人もそれを望んでくれていると思っているからね。

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