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『シン・シティ』ブリタニー・マーフィ単独インタビュー

取材・文・写真:FLiXムービーサイト

フランク・ミラーの大人気コミックを実写化した新感覚のバイオレンス映画『シン・シティ』。ミッキー・ローク、ブルース・ウィリスを始めとして、イライジャ・ウッドやジェシカ・アルバなど、ハリウッド・スター総出演の本作で「男運のないウェイトレス」を演じ、子悪魔ぶりを発揮したブリタニー・マーフィ。今回が初来日となるブリタニーが、映画をとおして自身の男性観や人生観を語った。

■映画がマンガをよみがえらせた

Q:とても刺激的でユニークな作品に仕上がっていましたが、ご自身は映画をご覧になってどんな感想をお持ちになりましたか。

映画を楽しんでくれてありがとう! とってもうれしいわ。この映画は「マンガの映画化」ではなくて、「マンガが映画によってよみがえった」といえると思うの。だから「こんな映画は初めて観た」と言ってもらえることは光栄だわ。わたしも初めて観たとき、とてもおもしろかったわ。一緒に観たほかの観客の中には、あまりのバイオレンスの激しさに、気持ちが悪くなってしまった人もいたみたい(笑) 。そういう人には「ミッキー・ロークが出てくるまで待って!」って言ったの。彼が出てきてようやくこの作品のユニークさが理解できたみたい。

■すてきなボーイフレンドばかり

Q:本作では悪いボーイフレンドに悩まされる女性を演じていましたが、ブリタニーさん自身に男性の失敗談はありますか。

ラッキーなことに今のところないわ(笑)。

■ジョン・レノンが人生の真理を教えてくれた

Q:男性の良し悪しを見抜く目をお持ちなのですね。何かポイントがあるのでしょうか。 参考にしたいのでぜひ教えてください!

わたしはくじ運がいいだけよ(笑)。すごく恵まれていると思うわ。わたしが今までに学んだことは、1人の人が完璧な幸せを同時に得ることはできないということね。つまりすばらしい恋人やキャリアがあったとしても、わたしの場合は母がここ数年乳がんを患っていることが心配事としてあるの。そういった面を考えると、すべて完璧に幸せというわけにはいかないわね。でも、すべてはわたしの中にあると思うわ。

Q:それは、つまりどういうことですか。

ジョン・レノンが「遠くに旅をすればするほど、自分のことがよくわからない」という言葉を残しているんだけど、「外に探しに行くのではなく、答えは自分の中にある」という意味なの。わたしはジョン・レノンがすごく大好きだから、この言葉を信じているのよ。

■ミッキー・ロークみたいな男性に弱い

Q:本作ではミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、クライヴ・オーウェンという3人のヒーローが登場しますが、お気に入りは誰ですか。

ミッキーのキャラクターよ。彼の演じたマーヴは物ごとを白か黒、良いか悪いかで見ているの。それは"シン・シティ"の精神を体現していると言っていいわね。普通映画では女性の内なる声が聞こえることが多いけど、この映画では男性の内なる声が聞こえるの。その声に耳を傾けると、マーヴの見かけはゴッツイんだけど、黄金の心を持った人だということが分かるわ。繊細さと男らしさの両方を兼ね備えた貴重な役がらと言えるわね。

Q:ではマーヴ役はブリタニーさんのヒーロー像に合致したということですか。

どうかしら(笑)。ただ単にあの手の男性に弱いからかもしれないないし、ミッキー・ロークが好きだからそう思うだけなのかもしれないわ(笑)。

■心からの笑顔は本当に美しいわね

Q:ブリタニーさんはどうしてそんなにキュートでセクシーなのでしょう。

それはスタイリストのチーム"エフォード"が、力を合わせてわたしのメイクやヘアースタイルを整えてくれたお陰よ(笑)。ちょっとパウダーをはたいたり、リップを塗ったりしてね。でもわたし自身は自分のことをセクシーだとかキュートだとかは思わないから、そう言ってくれてうれしいわ!

Q:外見だけでなく、内面からにじみ出てくる美しさを感じます。

誰もが内なる輝きを持っていると思うわ。それは人が本当に笑っているときににじみ出てくると思うの。作り笑いでなく心から笑っているときは、顔のつくりがどうこうということではなく、本当に美しいと思うわ。

超ミニスカートのセクシーなワンピースで現れたブリタニーは、想像以上に小柄で愛らしく、大人の女性と少女の魅力をあわせ持った不思議な女性だった。大きな瞳を輝かせてニコニコ笑いながらインタビューに応える姿は、まるで、かれんな妖精。それは作り笑いなどではなく心からの笑顔だったことが、インタビューの最後の一言で判明した。また、プレゼントされた着物で作られた小さな髪留めを飛び跳ねるように感激してスタッフに見せるなど「こんなにいい人で大丈夫だろうか?」と心配になるほど気さくな人柄を見せた。

『シン・シティ』は10月1日より松竹・東急系にて公開。

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