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『インサイド・マン』ジョディ・フォスター

今週のクローズアップ

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今週のクローズアップ ジョディ・フォスター

週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をクローズアップしてご紹介します。


今週は、6月10日から公開される『インサイド・マン』に主演しているジョディ・フォスターをクローズアップします! 子役からキャリアをスタートさせ、アカデミー主演女優賞を2度も受賞し、その上、イエール大学まで卒業している究極のエリートとして知られるジョディ。しかし、そのクールな美ぼうと才媛ぶりから“完璧な人間”というイメージが定着してしまい、人柄や内面については神秘のベールに包まれています。そんなジョディの知られざる一面 “インサイド・ジョディ”に迫ります。

ジョディがジョディになった訳

ジョディの本名はアリシア・クリスチャン・フォスター。なぜ芸名がジョディ・フォスターなのか? その秘密は彼女が幼いころの家庭環境にありました。実はジョディの母親はレズビアンで、ジョー・ドミンゲスという名のパートナーがいたのです。彼女は「ジョー・D」と呼ばれていて、ジョディの家族たちと親密(?)な関わりを持っていたそうです。母親のようでもあり、父親のようでもあったということで、幼いジョディは彼女にとてもなついていたとか。そこで、「ジョー・D」を文字ってジョディ自身が「ジョディ」と呼ばれていたそうな。


それにしてもジョディのママがレズビアンだったとなると、ジョディのレズ疑惑が妙に信ぴょう性を増してしまったような……。どっちにしろ、2人とも子どもがいるので、バイセクシャルの可能性も高い?


 
ママとジョディ「わたしのせいなの? (ママ)」「秘密よ(ジョディ)」
Ron Galella/WireImage.com/MediaVast Japan
心の闇を作り出したあの事件……

ジョディの人生を振り返る上で、避けて通れないのが“あのストーカー事件”です。当時まだ18、9歳だったジョディは、ある熱狂的なファンからのストーカー行為に悩まされていました。スターたるもの、この手の問題は誰もが経験することでしょうが、ジョディの場合は度を越していました。なんとストーカー男ジョン・ヒンクリーは、ジョディの気を引くために当時のアメリカ大統領ロナルド・レーガン暗殺未遂事件を起こすほど異常者だったのです。


さらにこの話には続きがあります……。ヒンクリーが刑務所行きとなったことで、ジョディの身辺は安全になったかと思いきや、そのすぐ後に第2のヒンクリーが現れます。同じく精神を病んでいたエドワード・マイケル・リチャードソンは、なんとジョディの暗殺を計画したのです。そしてその計画を実行に移すため、ジョディの目の前に現れたエドワードは……生ジョディのあまりの美しさにびっくり!「死んでしまうにはあまりにも美しすぎる」という名言を残して去っていきました。そんなストーカー男たちにうろつかれては、心を閉ざしがちになるのも無理はありません。

 
ヒンクリーに悩まされていた時期のジョディ「……。」
Ron Galella/WireImage.com/MediaVast Japan
わたしだって恋ぐらいするわ

現在43歳で2人の子持ちのジョディですが、いまだかつて浮いたうわさは皆無です。
妊娠したのだって試験管ベイビー説が濃厚なわけですから、世間的には「ジョディは男嫌い」のレッテルが貼られてしまっています。が、しかし!! ポロポロうわさはあったのも事実です。


諸説ありますが、ジョディの初恋は15歳のときで、相手はフランス人兵士というのは有名な話。2人はラブラブだったようで、ジョディは彼にもらった男物の香水を今でも愛用しているとか、いないとか。なかなか乙女チックな一面がうかがえるエピソードです。


ほかには映画の宣伝的なネタですが、ラッセル・クロウやマシュー・マコノヒー(『コンタクト』で共演)とのロマンスのうわさもチラホラありましたね。中でも1番大物だったのは、往年の大スター、ピーター・オトゥールとの熱愛報道。いまから約20年ほど前の話で、当時20歳のジョディと49歳のオトゥールが「スヴェンガリの魔力」での共演をきっかけに“いい仲”になったとか。もちろんジョディはノーコメントを通しましたが、もしやジョディはおじさま好きだった?

49回アカデミー賞授賞式にパートナーを連れてきたジョディ「あなたの髪型決まってるわね」
Ron Galella/WireImage.com/MediaVast Japan
オマケのこぼれネタ

『羊たちの沈黙』『マーヴェリック』に代表される、数々のヒット作に出演しているジョディ。しかし、代表作としても知られているこの2作品は、実は別の女優の代役として出演していたのです!  アカデミー主演女優賞まで受賞した『羊たちの沈黙』は、当初ミシェル・ファイファーがあのクラリス捜査官を演じる予定でした。しかし、出演料の問題でもめたことによって、ジョディに役が回ってきたというわけです。今となっては、ジョディ以外考えられないですが。


ジョディには珍しいコメディ映画『マーヴェリック』に関しては、元祖ロマコメの女王メグ・ライアンの役でした。まさに適役だったんですが、スケジュールの都合でジョディに白羽の矢が立てられました。珍しくコメディに挑戦したジョディは、かなり楽しく撮影をしたようで、ヒーロー役のメル・ギブソンとは、この共演をきっかけに友情を築いたそうです。人生って分からないものですね。


最新作『インサイド・マン』に関しては、監督のスパイク・リーがジョディの出演を熱望し、ジョディのためだけに用意された弁護士役を演じます。知的で野心家、そして頑固なまでの意志の強さを持つこのキャラクターは、ジョディ久々のはまり役と言ってもいいです。ぜひ劇場で確かめてみてください。


「どんな役だってカモーンよ」
文・構成:FLiXムービーサイト編集部

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