「ハンニバル」クリエイター、ゼンデイヤがマッツ版レクター博士と対峙する「羊たちの沈黙」リブート希望

テレビドラマ「ハンニバル」のクリエイターであるブライアン・フラーが、ゼンデイヤをクラリス・スターリング役に起用し、マッツ・ミケルセンふんするハンニバル・レクター博士と対峙する『羊たちの沈黙』のリブート版を制作したい考えを、ScreenRantに明かした。
【画像】美しすぎるジョディ・フォスター…映画版『羊たちの沈黙』
「羊たちの沈黙」は、作家トマス・ハリスが1988年に発表したベストセラー小説。猟奇殺人事件の捜査に行き詰まった若きFBI訓練生・クラリスが、元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクターに示唆を受けようと、獄中のレクター博士に接触するさまをサスペンスフルに活写した。1991年には、ジョディ・フォスターがクラリス役、アンソニー・ホプキンスがレクター博士役を務めた映画版が公開され、アカデミー賞で作品賞・主演男優賞・主演女優賞・監督賞・脚色賞に輝くなど、今なお高く評価されている。
マッツがレクター博士を演じたドラマ版「ハンニバル」は、2015年の打ち切り終了から10年が経過してもなお、復活を求める声が後を絶たない。同サイトから続編の話について質問されたフラーは「私の夢のプロジェクトは、『羊たちの沈黙』のリミテッドシリーズです。マッツに加えて、ゼンデイヤをクラリス・スターリング役に起用したいです。もしもこの世界に送り出せるなら、ぜひ実現させたいです」と前向きな姿勢を見せた。
「ハンニバル」復活は現状予定されていないが、フラーは長編デビュー作となる映画『ダスト・バニー(原題) / Dust Bunny』(12月5日全米公開)でマッツと再タッグを組んでいる。同作でマッツは、「モンスターを倒してほしい」という少女の依頼を引き受ける謎めいた殺し屋を演じている。(編集部・倉本拓弥)


