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今週のクローズアップ アーロン・エッカート

話題の映画の中から、今週は9月29日公開の『幸せのレシピ』に出演しているアーロン・エッカートにクローズアップします。陽気にオペラを歌いながら厨房に立つニックを演じるアーロン。「見たことある顔だけど……よく知らない」。そんなアナタに『幸せのレシピ』の撮影舞台裏も交えて、アーロンの人柄に迫っちゃいます!

大物女優と共演しまくり。でも、印象激薄なボク

 2002年に日本で公開されたドイツ映画『マーサの幸せレシピ』をハリウッドがリメークした『幸せのレシピ』。完ぺき主義の女シェフをキャサリン・ゼタ・ジョーンズが演じ、その堅物オンナをとろけさせてしまう、ニックを演じたアーロン。『エリン・ブロコビッチ』のジュリア・ロバーツの恋人役で大ブレークしましたが、そのほかグウィネス・パルトロー、ヒラリー・スワンク、レニー・ゼルウィガーなどの大物女優とこれまで共演してきました。なのに、アーロンの印象が“激薄ッ”の方もさぞ多いことでしょう。そんなアーロンとは、どんな人なのでしょう?


 1968年、カリフォルニア州出身。オーストラリア、イギリス、ハワイなどを転々とした10代。ハワイにはサーフィンのため、フランスにはスキーを楽しむ(!?)ために住んだというから、かなりのスポーツマンで自由奔放(ほんぽう)な様子。ボンボン丸出しです。そして、アメリカの大学で映画と演劇を専攻。在学中に、ニール・ラビュート(最新作はニコラス・ケイジ主演『ウィッカーマン』)と知り合い、それ以来ラビュート作品にはほとんど出演していますが、パッとした役ではないのが、悲しいところです。もはや、友情出演という感じなのかもしれません。


 ほかの監督作で、最近では『サンキュー・スモーキング』『ブラック・ダリア』で、再ブレーク。ハリウッドでは「共演したい男優ナンバーワン」とも言われています。

 
(C) Tony Barson / WireImage.com
微妙な距離感……ポツーン
「常に名優でありたい」そのためには、“アレ”さえも犠牲にする男

 これまで、なぜだか「ニック」という名前の役が多いアーロン。日本未公開の『THURSDAY』、オリヴァー・ストーン監督作『エニイ・ギブン・サンデー』、タバコ業界を風刺したコメディー『サンキュー・スモーキング』。そして、『幸せのレシピ』でも、ニック(・パーマー)という名の陽気なシェフを演じています。


 徐々にメジャーな作品にも主演するようになった彼。『幸せのレシピ』の脚本を読んだとき「僕が演じるニックは陽気で、面白いし、誰からも束縛されない。むしろ、みんなを助けている。このキャラクターにとても魅力を感じたよ」とインタビューで答えています。そして、家族が観に行けるような映画に参加したいというのもあったのだそうです。彼自身は、39歳になった今でも、独身貴族を満喫中ですけどね。


 シェフという役柄、料理の特訓をしたというアーロン。俳優としても、自分のもっている“素材”を自分でいかに料理して極上のキャラクターを作り出すか……日々精進している彼。「常に名優でありたい」と考えているんだそうです。その極み(!?)なのか、ジェシカ・アルバと共演している新作の『Bill(原題)』では、自分の“モノ”を洗濯バサミで挟んだというから驚き! もちろん、個人的趣味ではなく、“モノ”が痛くて悶絶するシーンがあったからという理由。その迫真の演技、観てみたいものです。それより、“アーロン君”が心配です。

 
(C) Jeff Vespa / WireImage.com
「大丈夫、心配しないでくれ」
女心をくすぐるのはお手のもの♪

 本作で共演するまで、キャサリンとアーロンの2人は面識がなかったそう。キャサリンは、2児の母ではありますが……料理なんてしたことはなく、シェフ役にかなり恐怖を覚えたのだそうです。しかし、そこはオスカー女優。エプロンをして、キッチンに立ち、料理を特訓したキャサリン。もちろん、アーロンも一緒に。撮影後も、キャサリンは「キッチンってとっても居心地がいいわ。実際に今でもキッチンに立っているのよ」とコメント。それでこそ母ですよ! キャサリン!


 さて、本作にはもう1人、重要なキャラクターがいます。去年『リトル・ミス・サンシャイン』でアカデミー賞助演女優賞にノミネート、東京国際映画祭では最優秀女優賞を受賞したアビゲイル・ブレスリンちゃん。これまた、良い演技をしているのですよ。子どもながらの大人をイラッとさせる憎たらしい面と、ピュアな涙を誘う演技……「うーん!」とその演技にうなってしまうはず。キャサリンは「内面も、外見もとても魅力的な女の子よ。彼女が素晴しい女優になるのを祈っているわ」と姉御らしくアビゲイルちゃんにエールを送り、アーロンはというと「撮影中、チアリーディングの掛け声を教えてもらったんだ。撮影の合間に厨房で一緒に練習したんだよ」と、役柄同様に子どもと心を通わせるのは得意の様子。そんなところが女心をくすぐるのでしょうねぇ。


 『幸せのレシピ』は働く女性には、共感する部分も多くて、観ると元気になれる映画。そして、男子の皆さんには、好きな女性を惚(ほ)れさせる嫌味のない男を勉強するにはうってつけの映画かもしれません。気になるお相手とこの映画を観に行くことをおススメします!

(C) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda. (C) 2007 Village Roadshow Films (BVI) Limited - All Other Territories
『幸せのレシピ』より

文・構成:シネマトゥデイ編集部

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