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今週のクローズアップ /トロピック・サンダー/史上最低の作戦

 さまざまな戦争映画のパロディーを織り交ぜながら、豪華俳優のカメオ出演で話題の、11月22日公開『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』。主演のベン・スティラーをはじめ、ジャック・ブラックロバート・ダウニー・Jrの3人ってどんな人なのでしょう? ジョニデキアヌブラピと同世代(よりちょっと年下)のこの3人、日本ではイマイチ知名度が低い彼らを、あえてクローズアップ。
実は、マジメで実業家のベン・スティラー

 1965年11月30日生まれ、アメリカ・ニューヨーク出身のベン・スティラー。両親共にコメディー俳優、姉は女優というバリバリのショービズ一家育ち。UCLAの映画製作学科を中退し、ブロードウェイでデビュー。劇場映画デビュー作は何とスティーヴン・スピルバーグ監督作『太陽の帝国』!!! ってもほんの数秒の端役ですけどね。


 ベンはアメリカでは絶大な人気を誇るコメディー俳優。日本でも映画『ナイト ミュージアム』がヒットしましたが、なぜだかちっとも知名度が上がりません。しかし、彼が監督や製作した映画には、結構有名な俳優が出演したりするのです。そう、彼は俳優としてではなく、監督、脚本、製作など、フィルムメーカーとしての顔を持ち(製作会社を経営している)、人望があり人脈が幅広いのです。


 アカデミー賞に緑の全身タイツで出てくる姿は表の姿で、実生活ではとてもマジメなおっさん。自分のお下劣な映画は自分の子どもたちには見せたくないと言っていますが、それで妻子を養っているので……。


 そして、今、最もホットな話題は、スティーヴン・スピルバーグが監督する予定だった映画『ザ・トライアル・オブ・ザ・シカゴ7』(原題)をベン・スティラーが監督するという驚きのニュース!!!! ついに巨匠への第一歩を踏み出すのでしょうか!? コメディー映画ではヒットを飛ばし続ける彼だけに、シリアスな映画をどのように描くのかが期待大です! 全米では2009年12月公開予定。

 

平均年齢42歳(前からジャック、ベン、ロバート)
 (C) Jeffrey Mayer / wireimage.com

ロックとプロレスを愛するメタボ男、ジャック・ブラック

 1969年4月7日生まれ、アメリカ・カリフォルニア出身のジャック・ブラック。ロケット工学者の両親のもとに生まれました。偶然ですが、ベン・スティラーと同じくUCLAに進学し、在学中にティム・ロビンスの監督デビュー作『ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄』で映画デビュー。


 彼のトレードマークは、メタボ体型、ロックとプロレスが大好きで、全体的に何だか暑苦しい。痩せているころは『イントゥ・ザ・ワイルド』のエミール・ハーシュみたいな外見だったんですけどね……。


 コメディーだけでなく恋愛映画にも出演するので、日本の皆さんの目には触れる機会が多いかもしれません。古くは『ネバーエンディング・ストーリー3』『愛しのローズマリー』ではグウィネス・パルトローの相手役、リメイク版『キング・コング』や『ホリデイ』ではケイト・ウィンスレットの相手役と……美女と野獣カップルにJBあり。


 2006年に結婚し、彼には2人の子どもがいます。自分の出演作を子どもに観せるかどうかはわかりませんが、JBはベン・スティラーと違って、子どもたちの人気者の俳優でありたいのだそうです。それが出演作品にも表れていますね。アニメ映画の声優をしたり、『ナチョ・リブレ 覆面の神様』のようなハートウォーミングなコメディー作品に主演。女子には、外見的に受け入れがたい部分はありますが、やはり彼もベン・スティラー同様にアメリカの若者に人気の個性派俳優なのです!

 

収拾のつけようのない2人(左JB、右ウィル・フェレル)at 第79回アカデミー賞
 (C) Michael Caulfield / wireimage.com

ヤク中時代もありました……ロバート・ダウニー・Jr

 1965年4月4日生まれ、アメリカ・ニューヨーク出身のロバート・ダウニー・Jr。映画『アイアンマン』の公開で名前を知ったという人も多いのではないでしょうか。コメディー俳優ではありませんが、日本未公開作が多いので日本での知名度はイマイチ。しかし、父親は映画監督、母親は女優という芸能一家。


 ロバートは、ベン・スティラーやJBと違い、ゴシップ誌を何度かにぎわせています。というのも、子どものころ(8歳くらいからともいわれている)からドラッグに手を出し、麻薬不法所持で幾度となく逮捕され(実刑も受けています)、リハビリ施設に入るという経験もアリ。すっかりヤク中俳優の1人として名を刻んでしまった30代前半。


 リハビリ施設を出ては映画に出演。もちろん撮影中は毎日薬物テストをされたのだとか(ドラマ出演中に逮捕され途中降板の前科を持っているので)。2003年に俳優復帰してからは『グッドナイト&グッドラック』『キスキス、バンバン』『ゾディアック』など出演作品も日本公開作が多くなりました。


 今後もジェイミー・フォックス共演、ジョー・ライト監督作『ザ・ソリスト』(原題)や『アイアンマン2』(原題)、ガイ・リッチー監督作『Sherlock Holmes』(原題)など待機作も多く、何事もなく映画が公開されることを祈るばかりですね。


『アイアンマン』単独インタビュー
『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』特集

若気の至りってことですよ

文・構成:シネマトゥデイ編集部

『三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~』(2008年 佐々部清監督)
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