シネマトゥデイ

イケメン調査隊
イケメン調査隊:第84回『マエストロ!』中村倫也
インタビュー
『マエストロ!』中村倫也
本気で挑んだティンパニ

Q:名門オーケストラの若手ティンパニストという役どころでしたが、演技以前に楽器をプロらしく演じられるようになるまで、大変だったのではないでしょうか?
小学校の授業でティンパニをたたく程度の経験でした。今回はバチの持ち方、たたき方から教わりました。家では練習ができない楽器だし、実物をたたかないと、バチにかかる力や返ってくる力の加減がわからないので、早く楽器に慣れて、芝居をしながら演奏しなくちゃと焦りました。クランクイン前にオーケストラのキャストが全員集まったことがあって、そのときは周りのみんながどれくらい楽器が上達しているのか、それぞれ探り合っていました。面白かったですね。

『マエストロ!』中村倫也
憧れの西田敏行さんとの共演

Q:謎の指揮者・天道徹三郎役の西田敏行さんとの共演はいかがでしたか?
実は前から「西田さんと仕事がしたい!」と言っていたんです。役者として、とても自由に演じられているように見える。その感じでお芝居するってどんな感じなんだろう。すごく準備しているのか、それとも経験があって演じられるのかとか。生で見てみたくて……。だから今回、共演が実現してとてもうれしかったですね。特に最後のコンサートシーンは、指揮をする西田さんの熱量に負けてはいけない。同じ波に乗っていなければいけないと思っていました。芝居も音楽も同じだと思うんですが、その場やその瞬間のライブ感を、一緒に盛り上がりながら出せたと僕は思っています。

『マエストロ!』中村倫也
「松坂桃李くんは興味深い存在」

Q:主役の松坂桃李さんとは同じ事務所とか?
そうですね。僕にとって松坂くんは興味深い存在で。こんなに背が高くて整った顔なのに、なんて腰が低いんだろうって。すごく真面目で繊細なんです。だけどそれを人にあまり見せないで、一生懸命に準備して現場にやって来る。この作品で初めてがっつりと仕事をしましたが、彼自身の性格が、役にも反映されているみたいでした。個人的には、もっとフワッとした役もやってほしいんですけど(笑)。

Q:出来上がった作品を観た感想は?
監督の小林(聖太郎)さんは、miwaちゃんが演じたあまねのような方でした(笑)。いつもウキウキと楽しそうにしていて、それが現場の雰囲気にもすごく反映されて。僕は自分が出演した作品を客観的に観たりしないんですが、この作品は笑いがあったり、葛藤がある中で団員の成長があったり、非常に品が良くて「負」がない気がしたんですよ。だから、いろいろな人が楽しめる作品になっていると思います。

一問一答
『マエストロ!』中村倫也
「思い出深い映画は『レオン』」

Q:最近観た映画は?
『その街のこども 劇場版』を観ました。阪神・淡路大震災を描いた作品で。今一緒に仕事させていただいている監督に薦められたんです。面白かったですね。空気感が好きでした。

Q:10代のときに観た、思い出深い映画といえば?
『レオン』を観たとき、ジャン・レノが泣きそうになるシーンがあったんです。あんなにクールで強い殺し屋が涙を見せると思ったら、おかしく思えて。そこで一気に主人公に親近感が湧きました。

『マエストロ!』中村倫也
「アフリカの深海魚を飼っているんです」

Q:オフのときは何をしていますか?
まず寝過ぎないということから始まって……(笑)。洗濯したり、魚を飼っているので、その水槽の掃除もします。アフリカのポリプテルスという深海魚なんですけど、もう10年近く飼っていて。僕、掃除が好きなんです。気分転換になる。一番充実した休日なんです。

Q:ではこの先やってみたいことは?
いっぱいあるんですけど、乗馬をしてみたいですね。馬の鼻の下って、とてつもなく柔らかいんですよ。それを触りたいなと(笑)。あと絵も描きたいし、物も作りたいし、スカイダイビングもしたいし。「死ぬまでにやりたい2、3のこと」が自分の中にいろいろとあるんです。2、3どころかまだ増えそうですね。

『マエストロ!』中村倫也
「男は、女の手のひらで泳がされている生き物」

Q:好きな女性のタイプを教えてください。
男って、女の手のひらで泳がされている生き物だと思っているんです。だけど、一生懸命見えを張って、必死に仕事して生きている。そんな男を「バカだな」と思って笑ってくれたり、そっと立ててくれたり、支えてくれたり。たまに「ありがとう」と言ってくれたり……というのがいい。ちょっと古風ですかね。

Q:もしデートするとしたらどこに行きますか?
取りあえず水族館に連れていきますね。僕が魚好きなんで、自分の好きなものに興味を持ってくれるかどうかって大きいじゃないですか。あと、おしゃべりします。

Q:ちなみにお気に入りの水族館は?
人生で一番行っているのは、葛西臨海水族園。ただこの間、沼津港深海魚水族館に行って、めちゃくちゃ楽しかったんですよ。沼津港で深海魚にぎりを食べたんです。クサいエンガワみたいだなと思って(笑)。でも深海魚は大好きなので、深海魚を体内に取り入れたことがちょっとうれしかったです(笑)。

『マエストロ!』中村倫也
「食いっぱぐれない役者を目指したい」

Q:2015年、役者としての抱負は?
映画や舞台など、大きな仕事にもチャレンジしますが、とにかく「食いっぱぐれない役者」を目指して、1年を終えるときには最高の笑顔でいたいですね。

取材・文:前田かおり 写真:高野広美
メイク:松田陵 スタイリスト:伊藤省吾

映画『マエストロ!』は1月31日より全国公開

インフォメーション
『マエストロ!』
©2015『マエストロ!』製作委員会©さそうあきら/双葉社

映画『マエストロ!』
漫画家さそうあきらが手掛けたコミックを基に、不況のあおりで解散したオーケストラの再起を若手コンサートマスターと謎の指揮者を中心につづる感動のドラマ。コンサートマスターに松坂桃李、指揮者に西田敏行がふんし、寄せ集めの演奏者たちが破天荒な指揮者を前に一転、復活のコンサートを目指し奮闘するさまを笑いと涙を交えて描き出す。メガホンを取るのは、『毎日かあさん』などの小林聖太郎。随所に登場するクラシック音楽のトリビアや、松坂と西田がそれぞれ挑む楽器演奏と指揮にも期待。

オフィシャルサイトはこちら
作品情報はこちら

プロフィール
『マエストロ!』中村倫也

生年月日: 1986年12月24日
東京都出身
身長:170cm
血液型:A型
趣味:散歩、写真撮影、サッカー、水族館鑑賞

芸歴:高校1年生のときにスカウトされ、所属事務所の養成所「Artist☆Artist」にて、演技を学ぶ。2005年公開の、映画『七人の弔(とむらい)』をはじめ、映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』『沈まぬ太陽』など多数出演。デビューから10年に当たる2014年は活躍が目覚ましく、ドラマ「軍師官兵衛」「アオイホノオ」「ファーストクラス」映画『海月姫』に出演。舞台「HISTORY BOYS/ヒストリーボーイズ」では初主演を果たした。今年の出演待機作に、テレビ朝日のドラマ「クロハ~機捜の女性捜査官~」(春放送)、映画『ピース オブ ケイク』(秋公開)がある。

中村倫也 公式ブログはこちら

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