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『シン・ゴジラ』レア資料公開!

庵野秀明、エヴァからゴジラへ創造の裏側~『シン・ゴジラ』を作った男たち - こだわりのビジュアル(2/2)

『シン・ゴジラ』レア資料公開!

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■一番怖いのは人間?

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流れる溶岩のようなゴジラのカラー。

4月にゴジラのビジュアルが公開されたとき、注目を浴びたのがカラーリング。黒いボディーには、まるでまだら模様のように赤い色が置かれていた。「赤いゴジラ」は流れる溶岩を参考にデザインされた。

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こちらも前田氏のコンセプトアート。恐ろしい、“人の目”。(C) 2016 TOHO CO.,LTD.

「打合せをしていく過程で、ゴジラの内部が光っていて、それが溝の隙間から見えるような感じにしようということになりました。庵野さんによると、痛々しい血のイメージとマグマのイメージ。火山から流れる溶岩は、表面の部分は空気に触れて黒く固まり、下の赤い部分が溝の内側から光っているように見えますよね。あの感じで、ということでした。庵野さんは目にも強いこだわりを持っていて、『人間の眼でいこう』ということになってから白目と黒目の比率をとても慎重に吟味されていました。生き物の中で人の目がいちばん恐いと」(竹谷)

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ほれぼれするほど恐ろしい「シン・ゴジラ」。スクリーンで動く姿を観る日が楽しみだ。

■庵野秀明だからできたこと

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背びれに至るまで、庵野監督のこだわりが凝縮されている。

ボディーの各パーツから全身のシルエットまで、細部にわたって庵野総監督のこだわりが反映されたシン・ゴジラのデザイン。竹谷氏は庵野総監督による映画に対する取り組みを、物作りの正しい姿勢であり、映画監督としてあるべき姿だと振り返る。

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『シン・ゴジラ』を撮影中の庵野秀明監督(C) 2016 TOHO CO.,LTD.

「実際に仕事をしてみて、『シン・ゴジラ』は庵野さんじゃないと出来なかったんだろうと思いました。庵野さんは大枠の部分はもちろん細かい所にまで、とても強いこだわりを持っています。質問したことには必ず説明してくれるし、そこは適当にやっていいですから、とは一言も言わない。それは物を作る人間としては当たり前で、特に監督は我慢する仕事じゃありません。表現したいモノを、できるだけ理想の形に近づけるのが仕事なんだと思います。庵野さんはそれを貫くことができるんですね、きっと。そのひとつひとつが納得・共感できるので、僕自身とても楽しみながら仕事をさせてもらえました」(竹谷)

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ゴジラを見つめる竹谷隆之氏。職人としてのこだわりを感じる視線。

映画『シン・ゴジラ』は7月29日より全国公開

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