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前田敦子も夢中!観光地として大注目のウズベキスタン

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 女優の前田敦子が全編ロシア・ロケ映画『Seventh Code セブンス・コード』に続き、新作映画『旅のおわり、世界のはじまり』で黒沢清監督と2度目の海外ロケへ。その地は、ウズベキスタン!

 「先入観があって、初めはいろいろ不安があったのですが、何の苦労もしていません。街の方々が驚くほどイイ方ばかりで、映画の脚本にもありますが、本当に言葉が通じなくても生きていけると思いました」とすっかりウズベキスタンに魅せられ、打ち解けた様子の前田。インタビュー時にも現地で購入したTシャツを着用し、「このピアスは近くのバザールで買ったものなんです」とすっかり現地に馴染んだ様子。

 そんなふうに前田がリラックスできる理由の一つに、ウズベキスタンの治安の良さがあります。一橋大学に留学した経験を持ち、日本文化の理解もあるウズベキスタン観光大臣アジズ・アブドゥハキーモフ氏(取材当日、現在は副首相)にその理由を聞いたところ、「この国にさまざまな文化、宗教、民族が集まっている」ことが大きいそう。ヨーロッパ系、アジア系のほか約18万人もの韓国系など「いろんな顔」であふれ、国としてセキュリティーに力を入れているとも言います。

 「ウズベキスタンにはマハラという(町内会のような)組織があります。不審人物がいれば、すぐにマハラが調査をするため、犯罪率は低いです。首都タシケントのほかサマルカンド、ブハラなどは発展して現代的になっていますが、政府は優れたセキュリティー・システムを導入し、街にカメラが設置されています。最近は観光客も増えているので観光客向けのツーリストポリスという制度も導入し、彼らはさまざまな国の言語を話し、何かあればすぐにサポートしてくれるのです」

 ここまで読んでも、この国にあまりイメージが沸かない人も多いと思いますが、ウズベキスタンとは果たしてどんな国なのか? 映画に登場するロケ地を中心にレポートします。前田敦子のイチオシスポットも!

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陳列が完璧!アートのようなチョルスー・バザール

 前田演じる主人公の葉子がレポーターとして訪れるのがここ。「オールド・バザール」と呼ばれる昔ながらの大きな市場で、野菜、果物、肉、ドライフルーツ、乳製品、米、香辛料などの食品ブースがビッシリ。食品売り場ではアートのごとく、どのブース内もきっちりカテゴライズされ整然と並べられているのが特徴。屋外では服飾品や生活雑貨、民芸品なども売られていて、ここに来れば何でもそろっちゃいます。

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人、人、人……!

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トマト、ズッキーニ、じゃがいもなどなど、どの店でも大量に、整然と並べられている

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ギョッ! ワイルドに置かれた牛の足

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日本では見慣れませんが固形ヨーグルトです。種類もノーマルなものからチリ味、シソ味まで、さまざま

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卵もきれいに積み重なっています

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職人さんがノン(パン)を焼いているところ

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アル・パチーノがいる! 写真のような完成度……絨毯はウズベキスタンの名産です

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服飾品は、刺繍やシルク素材が特徴的。「アトラス」と呼ばれる柄が有名です

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金物コーナー。「ドラえもん」「マイメロディ」など、日本のキャラクターのキーホルダーも! ちなみに、ドラえもんはなぜかバーベルを持っていました

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パッケージが女子の心をくすぐる砂糖

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水族館もある緑豊かなタシケント動物園

 主人公の葉子らがバラエティー番組の撮影に訪れる水族館がある動物園。緑豊かな自然に囲まれた、極彩色の遊具の数々にワクワクさせられる

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入口では太陽のマークがお出迎え

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ゾウさんにカメさん、ウサギさん、カメさん……かわいらしい動物たちをモチーフにした乗り物

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乗り物は回る系が多いようです

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中央にいるのはグレムリン……? あんまり怖くなさそうなお化け屋敷

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記念撮影用のオブジェたち(撮影有料)。顔がコワい……

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水族館で伝説の怪魚の看板発見!

 葉子らバラエティー番組のクルーが伝説の怪魚を撮影するために訪れる水族館へ。ちなみに、映画の美術部スタッフが伝説の怪魚の看板を制作したところ、現地の水族館の職員が気に入って引き取ったのだそう。まさか映画のために作られた小道具とは思えないほどリアルな看板を撮影してきました!

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美術部スタッフが製作した看板

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なぜか動物園の中に5D映画館

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何かと思ったら、綿あめでした(持ち手の部分も食べられる)

旧日本兵が建築に関わったナボイ・オペラ・バレエ劇場

 葉子が2度訪れることになる、最も重要なロケ地の一つ。1947年に完成した1500人収容の劇場。6つの休憩ロビーは、タシケント、サマルカンド、ブハラ、ホレズム、フェルガナ、テルメズの各地域のスタイルでレリーフが施されている。第2次世界大戦後タシケントに拘留された旧日本兵ら拘留者が、強制労働で作った建物の一つ(参考文献:ダイヤモンド社『地球の歩き方 2017~18』)。

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噴水が上がると一層美しい外観

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凝りに凝った内装

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撮影中。最右の人物は黒沢組常連の撮影監督・芦澤明子

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クロークもたっぷりのスペース(反対側にもあり)

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老舗高級ホテル、ウズベキスタン

 葉子が滞在する、老舗の4つ星高級ホテル。葉子ら撮影クルーが到着するシーンでは、ウズベク人のスタッフも交え大掛かりな撮影がロビーで行われました。

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正面玄関。夜になると外観がイルミネーションに

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ロビーで黒沢監督から演出を受ける前田敦子

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撮影セッティング中のスタッフたち

前田敦子のイチオシスポット:サマルカンド

 「ウズベキスタンは都市によってまったく風景が違うんですが、わたしが特に魅了されたのはサマルカンドです。見て楽しい、買って楽しい、食べて美味しい。特に女性におすすめです。映画ではいわゆるおしゃれなスポットはあまり出てこないんですが、サマルカンドにはかわいいもの、質の良いものがたくさんあって。ここにしかない柄もありますし、ウズベク人はすごく器用なんですよね。わたしはシルクの小さなラグを買ったんですが、100%シルクで半年ぐらいかけて織っているものを安価で買うことができて。すごく手触りがいいんです! 細工が施されたシルバーのピアスも、日本で買うと4、5万円はしそうなものが半分以下のお値段。伝統工芸品もあるので、男性も蚤の市などで楽しめると思います」

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~番外編~その1:映画館(シネマパレス)

 映画には登場しませんが、タシケントの映画館に行ってきました。

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デートスポットとしても人気の映画館シネマ・パレス

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脈絡のないイラストにほっこり。イマイチ迫力にかけるスパイダーマンも見参

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座席はこんな感じ

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映画のポスターのほか、映写機も展示されているのがうれしい

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ロビーにマッサージチェアまで置いてある!

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5D映画館、よく見かけます

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シートは5人掛け

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売店。軽食のほか、お菓子がギッシリ

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~番外編~その2:食事

 ウズベキスタンのメジャーなメニューを紹介します。基本的に薄味でクセがなく、食べやすいものが多いです。肉は羊がメイン。物価が安く、たっぷり食べて飲んでも一食500円内前後。

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ノン。一つ2~3人前といったところ

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シャシリク(肉の串焼き)

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ラグマン(うどん)

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レストランでよく出てくるトマトときゅうりのサラダ

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こちらは黒沢清監督が「絶品!」と舌鼓をうったハンバーガー。ウズベキスタンのハンバーガーは具もどっさりでボリューム大なので、食べる時に汚れないようにゴム手袋が置かれているところもあります

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葉子が劇中、食すプロフ(チャーハン)

取材・文:シネマトゥデイ編集部 石井百合子

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