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藤田まことが「レッドカードだらけの役者人生だった」と反省?【第20回東京国際映画祭】

藤田まことが「レッドカードだらけの役者人生だった」と反省?
藤田まことと富司純子

 27日、第20回東京国際映画祭の特別招待作品『明日への遺言』が渋谷Bunkamuraオーチャードホールで上映され、藤田まこと、富司純子、ロバート・レッサー、フレッド・マックイーン、リチャード・ニール、そして小泉堯史監督が舞台あいさつを行った。

 第二次世界大戦後、たった1人でB級戦犯裁判を闘った実在の人物、岡田資(たすく)を演じた藤田まことは「年を重ねるうち、少しずつ大きな役を頂戴できるようになった」とベテランらしからぬ、かなり謙虚なコメント。映画祭初日に、人生初のレッドカーペットを歩いた感想については「今までたくさんの監督さんからレッドカードをもらってきた。それが集まって、あのレッドカーペットになったんでしょうね」とユーモアを交えながら、これまでの役者人生をしみじみと語っていた。

 この日はスペシャルゲストとして、藤田まこと演じる岡田資氏の実子、岡田陽(あきら)さんが妻の純子さんと一緒に登場。「父親(岡田資氏)が逮捕されているというのに、私たち2人は不謹慎にも結婚しまして、今も別れもしないで夫婦でおります。もう60周年なんですよ」としっかりとして口調で、観客から大きな拍手を浴びていた。

 原作は戦争文学の第一人者、大岡昇平の「ながい旅」。小泉監督にとって15年間温め続けていた企画だけあって「文字通り本当に長い旅だった。今は皆さんに心から感謝したい」と感慨もひとしおの様子。今年の東京国際映画祭は、比較的若い俳優や監督が注目を浴びていたが、閉幕を前に、藤田まこと、小泉堯史監督と日本映画界の重鎮が存在感を示す舞台あいさつとなった。

『明日への遺言』は、第二次世界大戦後、アメリカが日本を占領する中、B級戦犯裁判を1人で闘い抜いた岡田資中将の愛と誇りを描いた感動作。『雨あがる』『博士の愛した数式』の小泉堯史が監督を務めている。

東京国際映画祭オフィシャルサイト<http://www.tiff-jp.net/>

『明日への遺言』は2008年3月1日より、渋谷東急他全国松竹・東急系にてロードショー
オフィシャルサイト <http://ashitahenoyuigon.jp/>


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