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来日中のオノ・ヨーコ、600人の観客と共にラブ・アンド・ピース!

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ピースサインをかかげるオノ・ヨーコ
ピースサインをかかげるオノ・ヨーコ

 9日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』の舞台あいさつが行われ、同作に全面協力したオノ・ヨーコが登壇。日本の映画館で舞台あいさつを行うのは、この日が初めてだった。

 約600人分の座席は、前売段階で即日ソールドアウト。上映後ということもあり、映画の感動に浸るファンの熱気が高まる中、彼らにとってカリスマ的存在であるヨーコが登場すると、劇場内はまるでコンサートを思わせる雰囲気に包まれた。そんなファンの大歓迎に、ヨーコも驚きと喜びを隠せない様子だった。

 そんなヨーコは映画について「これがジョンの本当の姿。(映画に登場するのは)氷山の一角だけど、それを観ているうちにいろんなことを思い出した」と語り、鑑賞後は思わず涙を流したと告白。また「インタビューを通して、多くの著名人が自分たちの平和活動を見守っていてくれたことを知った。でもなぜ、その当時応援してくれなかったのか……」と残念そうな表情を見せる一幕もあった。

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 舞台あいさつの最後には、観客たちが事前に配られた「WAR IS OVER IF YOU WANT IT」のプラカードを一斉にヨーコに見せるというサプライズな演出も。そこに各人の願い事が書かれていることを知ったヨーコは「とてもすてき。すべてのカードをいただいて、その願いを読んでみたい」とコメント。プラカードは観客へのプレゼントだったが「皆さんが持ち帰って、ジョンの思いを周りに広めてくれた方がいいわね」と語っていた。

 『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』は伝説的アーティストであるジョン・レノンと、彼を“政敵”と見なした当時のアメリカ政府が繰り広げる攻防を描いたドキュメンタリー。ヨーコ全面協力の下、貴重な資料がふんだんに使用されている。

映画『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』はTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開中
オフィシャルサイト peacebed-johnlennon.com

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