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赤裸々な夫婦生活まで…!故ダイアナ妃の祖先にスキャンダラスなセレブがいた!

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これが女の生きる道!
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 本国イギリスだけでなく世界中から愛されていた故ダイアナ妃直系の祖先に、彼女と同じようにスキャンダラスな人生を送った公爵夫人がいた。その女性の名前はジョージアナ・スペンサー。彼女が歩んだ人生が、映画『ある公爵夫人の生涯』で実話として赤裸々につづられている。

映画『ある公爵夫人の生涯』

 若くして世界で最も裕福な公爵の一人であるデヴォンシャー家に嫁いだジョージアナは、まばゆいばかりの美ぼうを誇り、民衆から絶大な人気を博していたが、夫の公爵からは愛されず、夫の愛人問題に悩む日々を送っていた。その点はまさにイングランドのバラと称され国民から愛されながらも、夫チャールズ皇太子との結婚生活に悩み傷ついていた故ダイアナ妃とあまりに似過ぎている。

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 彼女の人生がスキャンダラスなのはそれだけではない。当時女性がギャンブルをすることはご法度だったにもかかわらず、日々の憂さを晴らすかのようにギャンブルに興じたジョージアナ。その姿はまさに元祖お騒がせセレブ。言動もかなり過激で、夫に対し「あなたの浮気を認めてあげる。だからわたしの浮気も認めてちょうだい!」と訴えるなど、自分の信念に対してまっすぐに生きたが故に、スキャンダラスな人生を歩むことになった女性だったようだ。

 そんな激しい気性の持ち主である彼女は、社交界のファッションアイコンとしても君臨していた。彼女が身に付けた物やヘアスタイルは大流行し、女性から羨望(せんぼう)のまなざしを向けられていた。なお、劇中に登場した30着以上ものゴージャスなドレスは、第81回アカデミー賞で衣裳デザイン賞を受賞するほど完成度の高い仕上がりになっている。

 そんな波瀾万丈なヒロインには、クラシックな美ぼうと現代女性らしい意思の強さを秘めた女優・キーラ・ナイトレイがふんする。そして冷たく不実な夫には同じく演技派のレイフ・ファインズがふんし、キーラと静かながら壮絶な夫婦バトルを繰り広げる。女性の立場が低かった時代に、自らの愛と意志に正直に生きようとした女性の生き様に注目だ。

映画『ある公爵夫人の生涯』は4月より渋谷Bunkamuraル・シネマほかにて全国公開

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