[シネマトゥデイ映画ニュース] 世界中の情報があふれているネット社会の現代で、スター本人が身に覚えのないニュースを読んでびっくりすることはよくあること。
映画『ターミネーター4』で物語のキーパーソンであるマーカス役を演じたサム・ワーシントンもその一人で、『海底2万マイル』の再映画化作品でネモ船長役に決まったという報道を聞いてびっくりしたとサムと同じオーストラリア出身の映画ジャーナリストのクリント・モリスに対して告白した。事の発端は、『海底2万マイル』でメガホンを取る予定のマックG監督が映画サイトIGNに対して、『ターミネーター4』のサムは最高の役者で、彼が出演する作品は良い映画ばかりで、『海底2万マイル』でもサムをネモ船長役に起用しようと考えていると語ったことだ。ネット上でマックG監督の発言を知ったサムは、「おい、マックG!起用しようとする本人に話さないのはどういうことだい?って思ったよ」と監督とEメールのやり取りをしていたのにも関わらず全く知らされてなかったそうだ。そのうえ、『海底2万マイル』の話はサムとマックG監督の間でされていたそうで、「俺と監督は真剣に話し合ったわけじゃないけれど(ネモ船長役を演じたくて)監督にメールをしたら、監督は役に必要な素質があるとは思えないなどと書いたメールをくれたから、キャスティングは監督であるあなたの仕事だから、俺抜きでも頑張ってくれよ!と返事を書いたよ」と明らかにした。
映画『ターミネーター4』以降売れっ子のサムは、ジェームズ・キャメロン監督の期待作『アバター』、ルイ・レテリエ監督によるリメイク版『タイタンの戦い』、デンマークのカスパー・バーフォード監督映画をハリウッドリメイクする『ザ・キャンディデイト』(原題)、トム・クルーズの代わりにシャーリーズ・セロンと共演する『ザ・ツーリスト』(原題)と話題作への出演を次々と決めており、今回のネモ船長の報道もオンライン上のうわさのひとつとして軽く受け止めて楽しんでいるようだ。
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが再映画する『海底2万マイル』は、フランスのジュール・ヴェルヌの古典的SF冒険小説を基にした海洋スペクタクル映画で、戦争を憎み、海中に理想郷を求めたネモ船長が操る万能潜水艦ノーチラス号の驚異を描くストーリーだ。1954年のリチャード・フライシャー監督版ではカーク・ダグラスとジェームズ・メイソンが主演し、アカデミー特殊効果賞と色彩美術賞を受賞している。今回の再映画化版では、当初マックG監督がネモ船長役に希望していたのはウィル・スミスだったが、ウィルが辞退したために監督はサムへラブコールを送っているのかもしれない。
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