鉄郎とメーテル？…ではなく松本零士と足立梨花！「銀河鉄道999 ダイヤモンド・リングの彼方へ」初披露へ

　2009年9月9日は1000年に一度の999の日になるため、この日にちなんで各地で「銀河鉄道999」のイベントが開催された。特に「銀河鉄道999 映画祭 in 鹿児島」ではオリジナル・ショート・アニメ「銀河鉄道999 ダイヤモンド・リングの彼方へ」が上映され、原作の松本零士と声優を務めた足立梨花が記者会見を行った。

　「銀河鉄道999 ダイヤモンド・リングの彼方へ」は、観光かごしま大キャンペーン推進協議会（事務局：鹿児島県観光課）と財団法人日本宇宙少年団（YAC）が制作、「宇宙・鉄道・夢」をテーマに、7月22日に皆既日食を迎えた鹿児島から始まる壮大なオリジナルストーリー。作品内には、宇宙飛行士・若田光一氏も本人役で登場している。

　記者会見には、メーテルのトレードマークであるファー素材の黒い帽子と同じく黒いコートといういでたちで足立梨花が現れ、声だけでなくそのスレンダーなスタイルと憂いをたたえた瞳がメーテルにそっくりで、会場の注目を一身に集めていた。初めての声優体験については、「なかなかうまくいかず、大変な仕事であることがわかりました。このアニメは、ぜひ、子どもたちに観てほしいです」とコメント。

　また、原作者である松本零士は、「この作品は、少年が志を果たす物語。若い人たちは、時間という無限の宝物があり、それぞれの夢に向かい、人生という名の線路へ旅立ってほしい。そして、観てくれた皆さんの中から、宇宙で活躍する人が出てほしいと願っている」と作品に込めた熱い思いをコメントした。

「銀河鉄道999 劇場版Blu-ray」は単品各5,250 円（税込）、BOXは、21,000 円（税込）東映アニメーション・東映ビデオより発売中