[シネマトゥデイ映画ニュース] 15日、丸の内ピカデリー1で映画『カムイ外伝』の大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、松山ケンイチ、森山開次、坂口征夫、崔洋一監督が撮影時の裏話で盛り上がった。
映画の中で、サメ退治の軍団“渡り衆”の漁師にふんした、坂口憲二の兄でもある坂口征夫が巨大なサメと格闘するシーンがあるが、もちろんサメはCGで後から描かれたもの。実際の撮影で坂口は、青いサンドバッグを抱えてサメと格闘しているような演技をしたのだが、それがまるでエアプロレスのようで、「そばで見ていて、どうリアクションしていいか困った」と松山が言うほどこっけいな姿だったそうだ。
また坂口にはもう一つの爆笑エピソードがあった。俳優が現場で動く道筋のことを「動線」というが、暗い中での撮影で、船の床に仕掛けてあったワイヤーに引っ掛かったりしないように、監督が「動線に気をつけろ!」と坂口に怒鳴ったところ、坂口は動線をワイヤーのことだと勘違いして、監督に向かってワイヤーを一生懸命持ち上げて見せたのだという。「これがわれわれの間で“動線事件”と言われている話です」と崔監督。隣で聞いていた松山は、思い出して笑いが止まらない様子だった。
また世界的ダンサーとして知られる森山が見せた渡り衆の踊りは、「忍(しのび)」という文字を手と体全体の動きで書くように踊っていたのだという。森山がその踊りを披露すると、松山もまねして踊ってみせるというファンサービス。観客も大喜びだったが、どう見ても森山のように格好よく決まらず、客席からは笑いが起こっていた。
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