[シネマトゥデイ映画ニュース] 大ベストセラー「チーム・バチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」の作家、海堂尊原作の「ジーン・ワルツ」が菅野美穂を主演に迎え映画化されることがわかった。現代の日本医療が抱える問題を生んだ体制(システム)に、反旗を翻す女性医師が主人公の医療ドラマだ。
主人公の美ぼうの産婦人科医、人呼んで“産科医療界のジャンヌ・ダルク”曾根崎理恵役をドラマ「キイナ〜不可能犯罪捜査官〜」「Tomorrow〜陽はまたのぼる〜」「働きマン」など、最近ではさまざまな働く女性役で視聴者を魅了してきた菅野美穂が演じる。現代医療の問題と矛盾が噴出する産科医療の最前線に立ち、体制をも敵に回して、命の誕生をさせるというアグレッシブな人物を演じる菅野は、「生命の誕生ということは本当に素晴らしいことで、赤ちゃんが健康に生まれてくることは決してあたりまえのことではなく、それ自体が奇跡なのだということを作品を通じて、改めて実感することができました」と生命の奇跡に感動しながら演じたことを明かした。
また帝華大学の理恵の上司として体制の中での変革を目指す清川吾郎役に田辺誠一、主演を囲む女優陣は、白石美帆、片瀬那奈、南果歩、風吹ジュン、そして浅丘ルリ子らと美しく華麗な実力派女優が顔をそろえた。監督は、映画『NANA』シリーズで大ヒットを飛ばした大谷健太郎。
原作者の海堂氏も「壊滅寸前の産婦人科医療の現実と希望。勇気ある映画化で、配役も原作のイメージ通り、期待大です」とこのキャスティングには大満足の様子。
大谷監督も「子どもが生まれるということが、どれほど素晴らしいことなのか。2年前に親となって感じた感動を、一人でも多くの人に伝えたい想いで撮影しています」と自身の体験と照らし合わせ真摯な気持ちで臨んでいることを明かした。
現代医療の問題と矛盾が噴出する産科医療の最前線に立ち、不妊治療のエキスパートでもある理恵は、体制をも敵に回して、命の誕生という奇跡に、文字通り身を捧げて、戦いを挑む。代理母出産という日本での禁じ手をも視野に入れながら医療の本当の役割とは何かに迫っていく。医師の強い思いすら医療過誤として葬られていく、崩壊寸前の現代医療の現実を鋭く衝きながら命の誕生の奇跡を描いた映画『ジーン・ワルツ』は、来年2月に完成予定。
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