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実写映画『GANTZ』のヒロインは吉高由里子に決定!二宮とはボケとツッコミで相性ばっちり?

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現場でも役柄同様イノセンスな存在だという吉高由里子
現場でも役柄同様イノセンスな存在だという吉高由里子 - (C) 2011「GANTZ」FILM PARTNERS

 二宮和也松山ケンイチのダブル主演で前後編2部作での実写映画化が決まっている映画『GANTZ』のヒロインに、映画『蛇にピアス』で体当たり演技を披露して注目を集めた吉高由里子が決定したことが発表になった。奥浩哉による原作コミックスの「GANTZ」は、週刊ヤングジャンプで2000年7月から連載開始され、現在発売されているコミックス27巻が累計1,000万部を突破している、超人気SFアクション・コミックだ。

 死んだはずの人間がGANTZと呼ばれる黒い球体に召喚され、謎の星人と戦うことになるという独創的な設定の本作では、二宮ふんする戦いを続け生き抜くことを選択する玄野と、松山ふんする暴力に支配された世界を嫌悪し戦うことを否定する加藤の姿がアクション満載に描かれる。

 そんな衝撃のハイパーサスペンス超大作としての面を持つ本作のヒロイン・多恵は、玄野(二宮)と同じ大学に通う学生で、プロの漫画家を目指しており、玄野をモデルに漫画を書いている設定という、本作におけるピュアな部分の象徴だ。ヒロインに吉高を抜てきした理由について、本作の制作関係者は「殺ばつとしたバトルシークエンスと対を成す、多恵と玄野のラブストーリーは本作のもう一つのみどころです。二宮君演じる玄野を、いちずに思い続ける多恵ちゃんに観客が感情移入できなければ駄目なので、演技力はもちろん、愛らしさと原作にもある、心の内にある芯の強さを表現できる女優さんに演じてもらいたかった」という。そんな意図のあるキャラクターを演じる吉高は「とってもかわいらしいのですが、独特な世界観を持っていて、はかなげな雰囲気を漂わせながら、その瞳の奥に強い意志を感じさせる魅力的な女優さんなので、原作よりとても大きな存在となっている映画版の多恵にとって、最高のキャスティング」と太鼓判を押す。

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 すでに撮影に入っている吉高は、「原作や小島多恵ファン、『GANTZ』を愛しているすべての方にすてきな映画だったと愛される作品になるよう、精進したいと思います」と意気込みを語った。さらに恋人役となる二宮について「二宮さんとは、ストーリーに溶け込みつつどういう風にコミュニケーションを取ったらいいのかと考えていたら、考えていた時間がもったいなかったと感じるくらいとっても気さくで優しい方」と語ると、一方の二宮も「吉高さんはお芝居に誠実で、何より相手に対して非常に優しいお芝居をしてくれてやりやすい方です」と言い合うなど、相性もいいようだ。二人の会話はボケのとツッコミが目まぐるしく入れ替わり、現場の雰囲気を大いに盛り上げているようだ。

 多恵の登場シーンは激しいアクションシーンとは異なるピュアな恋愛ドラマ中心だが、次第に激しい戦闘に巻き込まれてしまい、吉高は初めてのワイヤーアクションにも挑戦する予定だ。吉高が映画『GANTZ』にどう溶け込んでいるのか、作品の仕上がりが楽しみだ。撮影は3月末まで予定されており、その後CGや編集作業に1年をかけ、2011年春の公開を目指す。

映画『GANTZ』は2011年新春・春より全国東宝系ほかにて公開

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