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日本のイルカ漁「すぐやめて!」来日して猛抗議!人気女優「ヒーローズ」ヘイデン・パネッティーア

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太地町でイルカ漁に抗議する「HEROES/ヒーローズ」の女優ヘイデン・パネッティーア
太地町でイルカ漁に抗議する「HEROES/ヒーローズ」の女優ヘイデン・パネッティーア - Photo:AP/アフロ

 日本の太地町でのイルカ漁を隠し撮りし、アカデミー賞に輝いたドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』に出演している人気テレビドラマ「HEROES/ヒーローズ」の女優ヘイデン・パネッティーアが26日来日し、太地町でのイルカ漁をやめるよう訴えかけた。

映画『ザ・コーヴ』

 映画『ザ・コーヴ』は、1960年代の人気ドラマ「わんぱくフリッパー」の調教師リック・オバリーが、イルカが巨大ビジネスの餌食になったことを悔やみ、イルカの保護を訴えるため来日し、リックと一緒に行動する撮影隊は、漁の模様を隠し撮りで撮影した映画。続々と白日の下にさらされるイルカの水銀問題、イルカ肉偽装問題を訴えかける。監督はルーイー・サホイヨス。第82回アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞を受賞した。

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 ヘイデンは環境保護団体のメンバーやボーイフレンドでボクサーのウラディミール・クリチコと来日。同町の入り江(コーヴ)で、イルカを白い布に見立てて寝ころび、抗議運動をした。

 ヘイデンはイルカの肉が水銀を含む毒素が多いため食するのは安全ではないとも訴えており、町長と漁業組合に面会を求めたが、拒絶された。地元の漁師も彼女の訪問に不快感をあらわにした。

 『ザ・コーヴ』は、すでに日本でも公開が決まっているが、太地町では数百年も昔から伝統的にクジラとイルカを食する文化があり、地域の人々の文化と伝統を、表面的な問題だけをクローズアップし、日本人全体を悪者にみたてるのはいかがなものだろうとの見方も多い。

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