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北川景子、岡田将生効果?無名新人作家「瞬 またたき」の文庫本が3週間で異例の16万部の売り上げ

北川景子、岡田将生効果?無名新人作家「瞬 またたき」の文庫本が3週間で異例の16万部の売り上げ
「瞬 またたき」文庫本・表1(幻冬舎刊)

 北川景子と岡田将生が共演するラブストーリー映画『瞬 またたき』の同名原作本が新人作家のデビュー作にもかかわらず3週間で16万部という異例の売り上げを記録していることがわかった。

 「瞬 またたき」は河原れんのデビュー小説で2007年に単行本が発売されたが、そのときには特に目立った売り上げではなかった。しかし、北川景子、岡田将生のキャスティングが発表され、映画公開に合わせて文庫化、先月、4月23日に発売されると、わずか3週間で重版3回の累計16万部という、新人作家にしては異例の売り上げを記録した。

 映画宣伝との相乗効果を狙い映画の公開に合わせて文庫化されることがよくあるが、無名の新人作家のデビュー小説が発売3週間で16万部というのは、異例で、関係者もこの事態には驚いているようだ。購買層は75パーセントが女性。年齢層も19歳から29歳の女性が31.5パーセントと一番多く、次いで30歳~49歳と若い世代を中心に女性に人気があることがわかる。

 出版元の幻冬舎では、この大ヒットの要因について、表紙カバーに北川景子・岡田将生の場面写真を使用していることはもちろん、この二人が出演することで若い世代が興味を持ち、彼を事故で失ってしまう悲しい物語が携帯小説的なストーリーで「恋空」「赤い糸」に引っかかった層に受けているのかもしれないと分析している。

 また、原作者である河原れんは、この異例のセールスの報告を受け「一人称で書いているため、感情移入がしやすく若年層にも読みやすいのではないか。感情描写だけでなく細部にわたってリアリティを意識して書いているので、読みながら映像を浮かべやすいのだと思う」と自らの作品を分析した。

 『瞬 またたき』は、バイク事故で愛する人と記憶を失った女性が、自分だけが生き残った苦しみと闘う、切ないラブストーリー。映画『解夏』『がんばっていきまっ しょい』の磯村一路監督が、繊細で美しい映像描写で、情感あふれる作品に仕上げた。北川は、「一瞬の大切さを見てほしい」とコメントを寄せている。

映画『瞬 またたき』は6月19日より新宿バルト9ほかにて全国公開


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