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奥田瑛二、渡辺大も沈痛の面持ち……映画界「陰の立役者」早すぎる死を悼む

奥田瑛二、渡辺大も沈痛の面持ち……映画界「陰の立役者」早すぎる死を悼む
沈痛な面持ち…… 奥田瑛二(左)、渡辺大(右)

 映画『ロストクライム -閃光-』の警察監修を務めた飯田裕久さんが今月2日に亡くなられ10日、東京・有楽町スバル座で、主演の渡辺大、奥田瑛二、伊藤俊也監督が喪章を着けて登壇し追悼舞台あいさつを行った。

 飯田さんは2007年に警視庁を退職し、その後多くのテレビドラマや映画で警察監修を務めたエキスパート。自身がメガホンを取る次回作の相談をしていたという奥田が「台本を渡したら40ヶ所以上ダメ出しが来たのですが、これで本物の話になると思ってうれしかった。日本映画界にとっても貴重な方なので残念でならない」と沈痛な面持ちで語った。そして伊藤監督は、「すごく頭の切れるセンスのある方。小説も書かれていて『飯田さん、そのうち自分の原作で監督やっちゃうんじゃない?』と言ったら、まんざらでもない様子で謙遜(けんそん)していた。46歳というのはわたしにとってはせがれの世代。惜し過ぎる」と無念の思いをにじませた。

 公私共に付き合いのあったという渡辺は「飯田さんは3、4年前に刑事を辞めてこの世界に入ったとのことで、僕とほとんど同期。監修だけでなく演技指導も、自分で役者だって出来る。正直うらやましかったし尊敬していた」と振り返り、「伊藤監督は飯田さんに『監督をやらないか』と言っていたが、僕が『役者をやってもいいんじゃない?』と言ったときも、まんざらではない顔をしていました(笑)」と会場の温かい笑いを誘った。

 また渡辺は丸刈りの髪型に触れ、「飯田さんが亡くなる前はホストみたいな髪型だったが、切った後に『どうしたんですか、その髪?』と飯田さんに言われるんじゃないかなと思っていました。今は気持ちの整理がついていない部分はありますが、スタッフとキャスト一同で前に進んで行こうという思いが僕の救いです」と力強く前を向いて語った。

 『ロストクライム -閃光-』は、昭和最大のミステリーといわれる三億円事件の真相に切り込んだ問題作。事件を暴く刑事たちの命を懸けた追跡と、事件に翻弄(ほんろう)される人々の罪と欲望を描いたサスペンス。

映画『ロストクライム -閃光-』は角川シネマ新宿ほか全国公開中


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