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ジョージ・クルーニー、南部スーダンの独立をめぐる内戦勃発を警告

ジョージ・クルーニー、南部スーダンの独立をめぐる内戦勃発を警告
ジョージ・クルーニー

 スーダンのダルフール紛争などで平和活動に精力的に参加しているジョージ・クルーニーが、2011年1月に行われる南スーダンの分離・独立を問う住民選挙について、「大災害まで90日だ」と、内戦勃発の可能性を訴えた。

 ホワイトハウスを訪問したジョージはオバマ大統領と面会し、この住民投票が問題なく行われるようアメリカや国連、国際社会の援助が必要であると訴えた。これに先立ち、ジョージは2週間ほど南スーダンを訪問し、現地の状況を視察した。投票に向け準備が進む一方で、危険も迫っていることを実感したよう。

 北アフリカの国スーダン共和国では、1983年に北部のアラブ系と南部の比アラブ系の間で内戦が勃発。さらに2003年以降、西部ダルフール地方でもアラブ系と比アラブ系の紛争が巻き起こり、数十万人の難民が発生している。スーダンのオマル・バシル大統領は今年1月、南スーダンの分離・独立が住民選挙で決まれば「スーダン政府は南部の独立を承認する」と発言していたが、バシル大統領はダルフール紛争で起きた住民の大量殺戮の責任があるとして2度に渡り国際刑事裁判所から逮捕状が発行されている人物。石油資源の豊富なこの地をめぐり、独立後に再び南北間の内戦が巻き起こるのでは、と懸念が広がっているのだ。アメリカ国務省によると、スーダンでは1983年から2005年に起きた内戦により200万人が死亡し、20世紀後半に起きた内戦では最も悲惨な状況といわれている。


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