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ブルース・リーにヌンチャクを持たせた張本人!日本アクション界重鎮、倉田保昭熱く語る

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わたしがブルース・リーにヌンチャクをプレゼントしたんです… -「和製ドラゴン」倉田保昭
わたしがブルース・リーにヌンチャクをプレゼントしたんです… -「和製ドラゴン」倉田保昭

 27日、ブルース・リーの師匠であるイップ・マンの人生を描いた映画『イップ・マン 葉問』の公開に先立ち、リーの70回目の誕生日であるこの日にスペースFS汐留で記念イベントが行われ、アクション俳優の倉田保昭染野行雄(染野企業電影工作室)、K-1選手の尾崎圭司が登壇。リーの思い出話に花を咲かせて会場のファンを盛り上げた。

 「和製ドラゴン」の異名を持つ倉田はリーの盟友であると同時に、映画『ドラゴン怒りの鉄拳』撮影時にプレゼントしたヌンチャクが同作で使用されたことから、ヌンチャクブームが起こったというエピソードでも有名だ。倉田は当時のヌンチャクブームを振り返り、「ヌンチャクといえばブルース・リーのものになり、彼のマネをするのはタブーなので、わたしがヌンチャクを使えなくなってしまった。プレゼントしたのはわたしなのに…」とぼやきつつもその表情は満面の笑顔。また思い出深いエピソードとして、「リーは自己中心的で友達が多くなかった。けれど、わたしが恋人とレストランに行ったらリーがいて、わたしたちの会計を払って『じゃあな』と出て行ったことがあった。あんな面もあるんだなぁと思いました」と話し、リーの小粋な一面に会場のファンはすっかり引き付けられていた。

 また本作の買い付けを行った染野は、香港の格闘技チャンピオンからリーが挑戦を受けたというエピソードを披露。「リーは『ケンカはやらないが試合なら受けてたつ』と言って挑戦を受けました。一部では挑戦をしたのはエキストラと言われているが、本物の香港の格闘技チャンピオン。結果は言うまでもなくリーの圧勝でした」とその強さが本物であったことが明かされる。さらに本作を日本で上映しようと決めた理由について、「この映画を観たときに非常に感動しました。わたしはリーのことは知っていても、イップ・マンのことは知らなかった。けれどリーにもこんなに素晴らしい先生がいたんだと感動して、この映画に全財産を投げ打ちました、おつりはありません!」と情熱的に語り、会場中の喝采(かっさい)を浴びていた。

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 映画『イップ・マン 葉問』は伝説のカンフー・スター、ブルース・リーのただ一人の師匠であるイップ・マンが、中国武術の誇りと人としての尊厳を守るため、強敵と死闘を繰り広げるアクションムービー。本作の動員が5,000人を超えると、本作のプロローグ編となる『イップ・マン 序章』も公開されることになる。

映画『イップ・マン 葉問』は2011年1月22日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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