実写版『時をかける少女』が台湾で公開決定！仲里依紗は中国でも大人気！

　筒井康隆の同名SF小説を新たな視点から、仲里依紗主演で実写化した映画『時をかける少女』が今週より台湾でも公開されることが明らかになった。昨年の上海国際映画祭で上映された際にはチケットが完売するなど、今回の一般上映でもヒットが見込まれている。

　実写版『時をかける少女』は今週2月4日より台湾で公開予定。小規模の上映だが、台湾の映画館では上映スクリーン・館数共に多くなく、ハリウッド映画が中心となっていることを考えてみると、すべての日本映画が上映されるわけではない中で上映が決定した本作の人気ぶりがうかがえる。これまでにもすでに、香港、韓国、シンガポールなどで上映されている本作は軒並みヒットを記録。とりわけシンガポールの上映は大盛況だったようだ。

　昨年の上海国際映画祭では、本作で長編デビューを飾った谷口正晃監督が世界新人監督ベスト10に選ばれたこともあり、若い客層を中心に人気を博した本作。主演の仲里依紗は中国でも人気が高いらしく、今回の一般上映でも、若年層を中心とした観客が見込まれそうだ。

　本作は、2006年のアニメ版映画でヒロインの声を務めた仲里依紗を主演に迎えて実写化した青春ファンタジー。母・芳山和子に願いを託されたヒロインが1970年代にタイム・リープ。母の初恋の人を捜す青春模様と切ない恋の行方をみずみずしいタッチでつづる。共演は中尾明慶、安田成美など。

『時をかける少女』DVD＆ブルーレイは現在発売中　発売元：アニプレックス　価格:3,990円（通常版DVD）　5,040円（通常版ブルーレイ）