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北川景子、阪神大震災で被災したショックよみがえり…大震災の翌日からブログがストップ 1か月ぶりに更新し被災地への思いをつづる

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「あのときからわたしは、生きているということが幸せなんです」とつづる北川景子
「あのときからわたしは、生きているということが幸せなんです」とつづる北川景子

 女優の北川景子が、東日本大震災の翌日以来、約1か月弱ぶりにブログを更新し、阪神大震災で被災したときの思いを被災地に重ねた。

 震度7の都市直下型地震が関西を襲った阪神・淡路大震災が起こったのは、1995年1月のこと。現在24歳の北川が小学校2年生のとき。北川の実家は、震源に近く壊滅的な被害を受けた地域のひとつだった。二十歳の成人式を迎えた2007年には、がんに冒された女子高校生リナを演じた映画『Dear Friends』の会見で「阪神大震災で同級生が半分ぐらい命を奪われたのを目の当たりにしました。あのときからわたしは、生きているということが幸せなんです」と生きることの大切さを訴えた。
 
 現在でも震災が起きた日が近づくとそのときの夢を見るという北川にとって、今回の地震は悪夢のようなときを呼び起こしてしまったのだろう。地震の翌日にアップしたブログでは「身体的には無事ですが、精神的なダメージはとても大きくなんとか保とうとしています」という言葉が並び、それから今月8日までブログが更新されることはなかった。

 それから約1か月たった4月8日、久々に更新したブログには1,000字以上に及ぶ思いがつづられていた。今回の震災をきっかけにたくさんのことを考え、思い出したという北川は、「近隣の県の方々からたくさんの支援をしていただいて救われたこと、被害が比較的小さかった近隣の地域の方々が被災地を慰問して下さった際に震災前と変わらぬ様子で笑顔で接して下さる事が私たち被災者にとって、とても心強かった事、そんなことを思い返していました」と当時小学校2年生だった北川が感じた純粋な思いを連ねた。

 阪神大震災の被災者の方は、16年たった今でもなお当時の恐ろしい記憶と戦いながら生きている。今、被災地にいる子どもたちの気持ちを一番理解できるのは、北川のように、子どものころに阪神大震災を体験した若者たちなのかもしれない。ブログには、「小さいころの震災の経験を振り返ると、残った元気な人たちがいつもと変わらぬ様子だったことに希望を見つけていたような気がして(原文ママ)」とある。被災地の子どもたちもきっと、復興に向け力強く生きる大人たちの姿に希望を見出しているのではないだろうか。(編集部:森田真帆)

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