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堺雅人、共演の少女たちの服装に仰天!「一番化けていたのは彼女たち」

堺雅人、共演の少女たちの服装に仰天!「一番化けていたのは彼女たち」
純朴な少女たちに圧倒された?-堺雅人

 19日、スペースFS汐留で映画『日輪の遺産』完成報告会見が行われ、堺雅人、福士誠治、八千草薫、佐々部清監督、そして原作者の浅田次郎が出席した。

 本作は、小説「鉄道員」「壬生義士伝」ほか数々の名作を世に送り出してきた浅田次郎が自らの原点と自負する近代史ミステリー。1945年8月、終戦間際の日本をモチーフに、帝国陸軍がマッカーサーより奪取した時価200兆円にも及ぶ財宝を隠し通すという密命を受けた将校たちと、勤労動員された20名の少女たちによる、日本復興への思いを描いている。

 本作に登場する、密命のため動員された20名の少女たちを集めるにあたり、佐々部監督は「昭和のにおいのする少女を集めてほしい」と製作陣にリクエストしたとのこと。もんぺ姿に日の丸のついたはちまきを巻いた純朴な少女たちに囲まれた撮影は「楽しかったのでは?」との質問が堺に飛んだが、「楽しかったというよりはプレッシャーでした。俳優として彼女たちの純真な目にはかなわないなと思いながら対峙(たいじ)していました」とむしろ少女たちに圧倒されていた様子。さらに、撮影中に泊りこんだ千葉県の館山で、彼女たちと夕食を共にした時のことを振り返り、「昭和っぽくてもんぺだった少女が突然、21世紀(の少女)に化けたようなギャップを感じました。今どきの女の子はこういう格好をするのか。一番化けていたのは彼女たちなのかと思ったら、そら恐ろしい気持ちになりました」としみじみ語る堺の姿に会場は笑いに包まれた。

 一方、戦時中に思春期を過ごした八千草にとって、本作は思い入れの強い作品になった様子。「芝居をしていると気持ちがいっぱいになってしまうんです。テストの時にも気持ちを出さないでと監督に言われるんですけども、でもどうしようもなくて困ってしまいました」と述懐。そして東日本大震災の様子をテレビで見た時に触れ、「あの様子は、戦争中の焼け野原と同じでした。火が遠くからやってきたこともあり、戦争とつながっているように感じられてしまいます」と切り出すと、堺も「人生の中で見通しの悪い時代に直面したときには、自分たちの判断で出来ることをやるしかないと思います。その積み重ねで歴史は動くし、その人の価値は決まるのではないかと思いながら演じた作品です」とコメント。

 さらに堺は「もちろん撮影時は(日本が)こういう状況になるなんて思ってもいませんでしたが、この映画は今の時代にも参考になるような、こういう日本人もいたのだなという気持ちになるものだと思います。この時代にこのような物語を皆さんと一緒に経験できるのは今しか出来ないことなので、そういったことをかみしめながら、これからもこの仕事を続けていきたいと思います」と続け、改めて俳優としての決意を固めた様子だった。(取材・文:壬生智裕)

映画『日輪の遺産』は8月27日より全国公開


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