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アメリカのテレビコメディを変えた男、ポール・フェイグ監督を直撃!カルト的人気テレビ番組「フリークス学園」とは?(1/2)

アメリカのテレビコメディを変えた男、ポール・フェイグ監督を直撃!カルト的人気テレビ番組「フリークス学園」とは?
ポール・フェイグ監督

 カルト的人気を誇るテレビドラマ「フリークス学園」のクリエイターで、同じくテレビドラマ「Weeds ~ママの秘密」でメガホンを取っていたポール・フェイグ監督が、新作『ブライズメイズ(原題) / Bridesmaids』について語った。

 同作は、40歳で未婚のアニー(クリステン・ウィグ)は、親友リリアン(マーヤ・ルドルフ)の結婚式で付き添い人を頼まれる。アニーは、他の5人の付き添い人と合流して、結婚式に向けて準備をし始めるが、予想もできなかったトラブルが待ち受けていた。映画『ノウイング』のローズ・バーンは、アニーとリリアンの友人関係の鍵を握るヘレン役を演じている。

 ポールが映画界やテレビ界で活躍し始めるのも、映画『40歳の童貞男』や『無ケーカクの命中男』などのヒット作でおなじみのジャド・アパトー監督との出会いが大きかったそうだ。「ジャドと僕は17歳から友達なんだ。僕らは、ほかの何人かの友達とともにクラブなどで活動していたスタンダップ・コメディアンだったんだ。ジャドと僕が仲良くなったのは、ほかの誰もが面白くないと思っていた事柄に、僕らだけが(ほかの人たちと解釈が違い)面白いと感じていたことから特別な関係が始まったんだよ」と笑いのツボが同じだったらしい。さらに「彼が徐々に(映画界で)パワフルになっていたたきに、僕は俳優をしていたが、ある日僕が監督した映画『ライフ・ソールド・セパレートリー(原題) / Life Sold Separately』を気に入ったジャドが、当時ドリームワークステレビと契約を結んでいたために、僕にもしテレビシリーズをやるようなアイデアや脚本があるなら、是非知らせてくれと言ってきたんだよ! それが、後に僕が執筆したあのテレビドラマ『フリークス学園』になったんだ」と明かした。この「フリークス学園」は1999年から2000年まで放送されていたが、この作品が後にギーク(Geek)、ナード(Nerd)と言われるイケていない男たちが主人公として頻繁に活躍することになる、ある意味火付け役的な番組としてカルト的な評価がされている。

 さて今作では、興味深いキャラクターがたくさんいるが、その中でもアニーとリリアンの関係に割って入るローズ・バーンが演じたキャラクター、ヘレンが面白い。「観客は、このヘレンを悪役的なキャラクターとして見出そうとするかもしれないが、そうではないんだ。確かにヘレンは、人が欲しがる物を何もかも持っていて、自分が気に入っているリリアンでさえも自分のものにしたいんだ。だから、リリアンからアニーを遠ざけようとする。ただ僕は人が嫌うような、わざと悪魔のように意地悪な行為をするキャラクターは、僕には信じられないんだ。それは、もし世界で最もヒドいと思われている人物も、何らかの理由でその行為をしているからだと僕は思っているからだ」と語ったように、あえて白黒はっきりしていないキャラクターであるため、観客には共感の持てるキャラクターになっている。


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