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裕木奈江、世界を舞台に活躍中!イーストウッド監督→デヴィッド・リンチ監督そして血みどろホラーに挑戦!(1/2)

裕木奈江、世界を舞台に活躍中!イーストウッド監督→デヴィッド・リンチ監督そして血みどろホラーに挑戦!
「どんな役が来ても驚かない」海外の活動で強さを身につけた裕木奈江

 現在公開中のアイスランド初のホラー映画『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』に出演する裕木奈江が、さまざまな国の作品に出演している、現在の活動と心境について語った。

 2005年、ギリシャ留学を経てロサンゼルスに移住した裕木は、現在でも女優活動を継続中。かつてアイドル的な人気を誇っていた彼女もいつしか、クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』、デヴィッド・リンチ監督の『インランド・エンパイア』といった巨匠の作品に参加するなど、世界を舞台に活躍する女優へと成長を遂げた。さらには本作でスプラッターホラーに出演するなど、本人も「わたし自身も、え? 何で? という感じです」というほど、近年の活動は目覚ましい。ただ、役者としての基本は変わっていないようで「役者は誰でもそうですが、みんないい作品に出たい、新しい役に挑戦したい。最近それがかなってきていて、とてもうれしいです。アメリカに常にいるわけではなくて、日本でもこうして仕事をしていますし、たまたま向こうに住んでいるというだけで、やっていることは大して変わらないですね」と現在の生活について語った。

 本作は総人口約32万人という小さな国・アイスランドで初めて誕生したホラー映画。ホエール・ウォッチングにやってきた観光客たちが、観光船を逆恨みする狂人一家に襲われる恐怖を描いており、裕木はこの観光客船に乗り合わせた日本人秘書のエンドウを演じている。最初は、監督からのオファーがあったという裕木は「10年ほど前に三池崇史監督の『多重人格探偵サイコ/雨宮一彦の帰還』という作品に出演したことはありますが、ここまで血が出る作品というのは初めてです。最初はなぜわたしなんだろう? と思いましたけど、どうやら『硫黄島からの手紙』と『インランド・エンパイア』を観て、気に入ってくださったみたいで。オーディションではなく、指名してくださったので、これは安心だろうと。台本を読んで面白い役だと思いましたし」と本作に出演したいきさつを明かした。

 現在もロサンゼルスに在住。「よその国に住む面白味ってあるんですよ。何かあれば、自分がいけなかったんじゃないかと思って謝ることが日本人の美徳としてありますよね。もちろんわたしにもそういう面はあります。でも、そういう美徳が通用しないところに入ってみて、違いを感じるのは面白いんですよ」と笑顔で答える裕木。はかなげな雰囲気が印象的だった彼女も、いい意味でサバサバした、自立した女性に。「そりゃ、20年もたてば人間は変わりますからね。ずぶとくなったと思います(笑)。日本にいたときは事務所の方に守られていましたけど、今回のアイスランドの現場は一人で行っていますしね。でも、台本をもらって、セリフを覚えて、考えて、芝居をして、監督のオッケーをもらって、という仕事の流れはどこにいても一緒。それから身の安全も確保しなければいけない。もちろんアイスランドは、まったく問題ないですが、いかに東京が安全な街かということは海外に出ると改めて思いますね」としみじみと語った。


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