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市原隼人、バディー犬との深い絆に、役者としての原点に気付いた!『DOG×POLICE』がクランクアップ!

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きずなを披露した市原隼人とバディー犬シロ
きずなを披露した市原隼人とバディー犬シロ

 2日、世田谷区成城の東宝スタジオで映画『DOG×POLICE』クランクアップ報告会見が行われ、主演の市原隼人が、映画の中で“バディー”となった犬・シロとの深いきずなを実演で披露した。会見には、市原のほか、戸田恵梨香時任三郎村上淳阿部進之介カンニング竹山佐藤貴博プロデューサー、原案の小森陽一、そして七高剛監督が出席。市原はシロから「喜怒哀楽を体全体で表現する」という役者としての原点を学んだことも明かした。

 大ヒットを記録した映画『海猿 ウミザル』シリーズの原作者・小森が原案を務めた本作のテーマは、“警備犬”。凶悪犯罪者の犯人制圧、テロなどの爆発物などの捜索、地震や台風による大規模な災害救助などの任務を可能とするための特殊な訓練を受けた犬たちだ。バディーとして熱いきずなで結ばれた男たちを描き出したのが『海猿 ウミザル』ならば、本作は、犬と人間との熱いきずなを描き出した作品であると言える。

 東日本大震災の影響により2週間ほど撮影中断を余儀なくされた本作。しかし自然災害などのために訓練を積んだ警備犬は、東日本大震災でも真っ先に被災地へ向かい、救援活動を行ったこともあり、キャスト・スタッフは「途中でやめちゃいけない。自分たちで今できることをやらなければならない」と一丸となり、無事5月中旬にクランクアップを迎えた。時任は、打ち上げの資金を東日本大震災に寄付することとしたことを明かし、「(打ち上げをしていないので)こうやって(劇中の)服を着て集まると、また、撮影が始まるんじゃないかというような、うれしい気持ちと大変な気持ちが襲ってきます」と笑顔を見せた。また戸田は「東北大地震が起きて、たくさんの警備犬が実際に活躍しました。警備犬がどれだけ大変な思いで、命を懸けて人の命を救ったり、犯罪を未然に防いでいるか、ということをスクリーンに映し出すことができて、誇りに思います」と晴れ晴れとした表情で語った。

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 本作の撮影中、休憩時間は犬と常に一緒にいたと語る出演者たち。市原にとっても相棒のシロとの芝居は大変な刺激になったようで、「動物とここまでがっちりと芝居をするのは初めてでしたが、勉強になりました。芝居というのは嘘になってしまいがちですが、犬は生きているので、嘘をつけないんです。現場でシロが、喜怒哀楽を体全体で表現しているのを見て、これが役者の原点だな、これが表現者だなと思いました。真っすぐにならなきゃなと思いました。シロと共演できてうれしかったですし、めちゃめちゃかわいいです。大好きです!」と満面の笑みでシロへの愛情を語った。また、会見後にはドッグランに会場を移して、市原とシロによる「親和」の実演が行われた。「親和」とは犬とのきずなを深め、集中力を高めるため、訓練前に遊びや散歩、スキンシップなどを行うことであるが、二人の姿は非常に楽しそうであり、まさにバディーのきずなで結ばれているようだった。

 本作は、日本でまだその素性が明かされていない警視庁警備部警備二課装備第四係をモチーフに描き出すエンターテインメント大作。人一倍正義感が強く、犯罪者に対して鋭い嗅覚をもつ警察官、早川勇作(市原)と、ハンディキャップを持つ警備犬のシロとの言葉を超えた友情と活躍が描かれる。爆破シーンなど、CGに極力頼らないようにしたという“生の映像”は迫力満点だ。(取材・文:壬生智裕)

映画『DOG×POLICE』は10月1日より全国公開

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