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いとうせいこうのコメディー映画愛に観客も聞き入る!「映画館で観るコメディーは学校のようなもの」と力説!(1/2)

いとうせいこうのコメディー映画愛に観客も聞き入る!「映画館で観るコメディーは学校のようなもの」と力説!
コメディーは、リラックスしながら、笑って楽しむもの!-いとうせいこう

 11日、ヒューマントラストシネマ渋谷で映画『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』公開記念「本当に面白いハリウッド・コメディー教えます!!」トークショーが開催され、したまちコメディー映画祭in台東 総合プロデューサーのいとうせいこうが、観客にいとう流コメディー映画の楽しみ方を伝授した。

 いとうが総合プロデューサーを務める「したまちコメディー映画祭in台東」は今年で4年目を迎えるコメディーの祭典。ここでプレミア上映された『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』や『キック・アス』などが、後に劇場公開されヒットを記録するなど、映画ファン必見のイベントとして注目を集めている。そんないとうが『ハングオーバー!』『キック・アス』に続くコメディー作品と太鼓判を押すのが本作だ。

 現在、洋画コメディー作品がなかなか日の目を見ない、という日本の状況にはがゆさを感じているという、いとう。その理由として、現在の観客は、涙の対価として映画の入場料を払うようになっているのではないかと指摘。「せっかくお金を出したんだから、感動して元を取りたいという人が増えている。でもこれがひと笑い100円、それで18回笑えたらいいよね、ということにはならないんですよね」と嘆く。また司会者から、アメリカでは、昼帯に上映するマチネー料金として600円くらいで観られるシステムがある、と聞くと「それくらいだったらバカ映画を観ようと思うよね。元を取ろうとは思わないもん」とアメリカの状況をうらやましそうにコメントしていた。

 そしてさらに「上映前に、携帯の電源を消しましょうとか、前の席をけるのをやめましょうとか、注意がありますよね。もちろん自分もそういうことをされたら嫌だけど、でもそうやって注意される感じで始まると、他人に迷惑をかけちゃいけないと思えて、笑えないよね。たとえば、笑うときって自然に拍手しちゃうじゃない。でもそうしたら、周りからシーっと言われてしまう。迷惑をかけちゃいけない社会って何か神経質な感じですよ。でも本当はコメディーはリラックスした状態で観た方がいいんです」と楽しみ方を力説。

 さらにいとうは、コメディー映画はDVDよりも映画館で見る方がいいと付け加える。「映画館で観るコメディーというのは学校みたいなもので、集団で笑いどころを探す作業なんですよ。まわりの反応で、ここ笑うとおかしいんだ、と学んでいくんです。監督だってそうですよ。自分の意図しないところで観客が笑っていて、あ、ここは面白いんだと教えられるところもある。映画館で観るのに、一番最適なのは、実はコメディーなんです」とコメディー映画への愛にあふれるコメントの数々に披露した。そして、観客も思わず身を乗り出して聞き入っている中、いとうは「この映画は特に冒頭がド派手だから、大きいスクリーンで観て良かったなと思いますよ。映画館は自由区なんで、自由な状態で、ここで笑ったら迷惑だろうなとか、そんなことは関係なく楽しんで欲しいですね」と呼びかけた。


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