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アカデミー賞日本代表に選ばれたことに喜び!邦画界現役監督最高齢99歳の新藤兼人監督、車いすからのユーモアたっぷりのスピーチに大喝采!(1/2)

アカデミー賞日本代表に選ばれたことに喜び!邦画界現役監督最高齢99歳の新藤兼人監督、車いすからのユーモアたっぷりのスピーチに大喝采!
邦画界現役監督最高齢となる99歳の新藤兼人監督

 10日、銀座テアトルシネマにて、邦画界現役監督最高齢となる99歳の新藤兼人監督が映画『一枚のハガキ』のヒット御礼舞台あいさつを行い、本作が第84回アカデミー賞の外国語映画賞部門への日本代表作品として選ばれたことに対し「ありがとうございます。これからうまくいけばいいですが、たぶんうまくいくと思います。何か調子に乗っちゃった感じがある。みなさんも(選ばれたことに)心から賛成してください」とユーモラスに喜びを語った。

 新藤監督が、自身の戦争体験を基に、戦争の不条理さと人間のたくましさを描き出した本作。8月13日の公開以来、各劇場で連日満員となる大ヒットを記録し、つい先日には、第84回アカデミー賞の外国語映画賞部門への日本からの出品作品となったことが発表されている。

 この日新藤監督は車椅子で登場したものの、一度話し出すとなかなか止まらない元気ぶりを発揮。今作がヒットしていることについて「小さな独立プロダクションにとって、支えになるのでは。みなさんにいくらお礼を言っても、言いきれないほど感謝しています」と喜びをあらわに。東日本大震災のショックに揺れる現在の日本人へメッセージを求められると「わたしもかつて兵隊になって死の戦線をさまよいましたけど、帰ってきて新しい大地で立ち上がり、前を見て歩くことだけを心掛けてきました。金がないけど、映画を作ろう。作れば、支えてくれる人がいる。そうすれば、前が開けてくる、そう思いながらやってきました。ほかのことは何も考えないで、ただ前を向いてやろう、ということです」と自身の道程を振り返りながら熱く語った。

 そして、終了時間になり最後のメッセージを求められると「わたしは人前では泣かない。石のつぶてが飛んできても、前を向いている。石がひたいにぶつかっても、前を向いて泣かない。泣くと気が緩んで勇気が出なくなる。だからわたしに石をぶつけてみて下さい。泣きません!」と語ると観客は大笑い。さらに新藤監督は「この映画館の入り口に石をそろえて……」と冗談を語り続け、車椅子の介添えをしていた女性から「時間切れです!」とささやかれると「どうか石を投げないで下さい!」と叫び会場はまた爆笑。新藤監督のちゃめっ気たっぷりのスピーチに、終了後は拍手喝采が沸き起こっていた。

 また、この日は豊川悦司と大竹しのぶが寄せた喜びのコメントも発表された。豊川は「本当にたくさんの方が、この映画を観て下さって心よりうれしく思います。本当にありがとうございます。そして、アカデミー賞の日本映画代表に選ばれたこと、とてもうれしく思っています。僕にとっても、『一枚のハガキ』は特別な作品です。今日ご覧になったみなさんが、またどなたかにこの映画を語っていただけることを切に願っています。監督、この映画に呼んでいただいて、本当にありがとうございました。次回作もぜひ、豊川悦司をお忘れなく。お待ちしています」と喜びと共に、新藤監督にさりげなく次回作への参加希望もアピールするコメントを寄せた。


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