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のん、主演・監督作で新人監督賞「新藤兼人賞」最終選考ノミネート

「新藤兼人賞」トロフィー
「新藤兼人賞」トロフィー

 日本映画製作者協会が15日、将来性のある新人映画監督を年度毎に選出する、第27回「新藤兼人賞」の最終選考に進む監督を発表した。『Ribbon』で主演・脚本・監督・企画を務めたのんや、佐藤二朗主演作『さがす』の片山慎三監督など、10名の監督が選ばれた。

【画像】のんが美大生を演じる監督作『Ribbon』

 「新藤兼人賞」は、日本映画の独立プロ53社によって組織される、日本映画製作者協会所属のプロデューサーが、今年度公開作品のなかから最も優れた新人監督を選び、金賞・銀賞を贈る映画賞。過去には、『幻の光』の是枝裕和監督、『凶悪』の白石和彌監督、『南極料理人』の沖田修一監督、『真夜中の弥次さん喜多さん』の宮藤官九郎監督などが金賞を受けている。

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 2022年度は、201作品の選考対象から最終選考に進む監督10名を選出。受賞者には、正賞として故・新藤兼人監督デザインのトロフィー、副賞として金賞に賞金50万円ならびにUDCast賞、銀賞に賞金25万円が贈呈される。受賞結果は11月21日に発表され、受授賞式は12月2日の13時から如水会館スターホールで開催予定。(編集部・入倉功一)

「新藤兼人賞」最終選考に進む監督10名は以下の通り※劇場公開順

片山慎三監督 『さがす』
のん監督 『Ribbon』
川和田恵真監督 『マイスモールランド
満若勇咲監督 『私のはなし 部落のはなし』
加藤拓也監督 『わたし達はおとな
早川千絵監督 『PLAN 75
森井勇佑監督 『こちらあみ子
村山和也監督 『とら男
淺雄望監督 『ミューズは溺れない
竹林亮監督 『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない

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