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海外でも絶賛の『ももへの手紙』は全国300館規模の公開に!劇場オリジナルアニメーションとしては異例の公開館数!

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映画『ももへの手紙』ビジュアル
映画『ももへの手紙』ビジュアル - (C) 2012『ももへの手紙』製作委員会

 2012年ゴールデンウイークに公開が予定されているアニメーション映画『ももへの手紙』が、全国300館規模で公開されることが明らかになった。配給の角川映画が正式に認めたもので、劇場オリジナルアニメーションとしては異例の大規模公開。本作に懸ける製作側の期待の大きさがうかがえる。

映画『ももへの手紙』場面写真

 本作は、先日行われた第36回トロント国際映画祭TIFF Kids部門でワールドプレミア上映され、国内のみならず海外でも大きな話題となっているアニメーション作品。担当者によると、本作はすでに全国300館規模での公開が決定している。これはアニメーション映画としては破格の数字であり、近年では興行収入40億円を突破した2009年公開の映画『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』の初日上映館188館をはるかに上回るもの。それも『ONE PIECE』の数字はコミックやアニメなどである程度のファン層が出来上がった上での数字であり、テレビアニメなどを原作にしない劇場オリジナルアニメーションでこの数字はまさに驚異的といえる。

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 本作で監督のほか、絵コンテ・原案・脚本を務めるのは、映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』『イノセンス』といった押井守監督作品でスタッフとして活躍していた沖浦啓之。監督作としては約13年ぶりとなるが、そのうちの7年を本作の製作期間に費やしたといい、その仕上がりには期待が懸かる。アニメ「うさぎドロップ」でも知られているプロダクション I.Gが制作を担当していることでも話題になっており、アニメファンのみならず、多くの人が公開を待ち望んでいる作品だ。

 映画『ももへの手紙』は、父親を亡くした11歳の少女ももの視点を通して、瀬戸内の小さな島の豊かな自然や家族愛の大切さを描いた物語。子どもの目から見た驚きや発見が見事なアニメーションで豊かに表現されており、子どもはもちろん、大人も楽しめる作品に仕上がっている。(編集部・福田麗)

映画『ももへの手紙』は2012年ゴールデンウイーク公開予定

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