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『時をかける少女』『サマーウォーズ』細田守監督の最新作は「母と子」がテーマ!おおかみ男と恋に落ちた女性が主人公!(1/2)

『時をかける少女』『サマーウォーズ』細田守監督の最新作は「母と子」がテーマ!おおかみ男と恋に落ちた女性が主人公!
細田守監督最新作『おおかみこどもの雨と雪』ポスタービジュアル - (C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

 映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』などで知られる細田守監督の最新作『おおかみこどもの雨と雪』が来年7月に公開されることが明らかになった。おおかみ男と結婚した人間の女性・花と、その子どもである「おおかみこども」の雨と雪による、「母と子」をテーマにしたファンタジックな物語だ。

 『時をかける少女』を「青春」、『サマーウォーズ』を「結婚」「親せき」というテーマの下で作り上げ、国内外で高い評価を受けてきた細田監督。最新作『おおかみこどもの雨と雪』の概要について細田監督は「おおかみ男と恋に落ちた若い女性・花が主人公。生まれた子どもは半分がおおかみ、半分が人間の子ども。花は子どもたちをどうやって育てていくのか? というストーリーになるかと思います」と説明し、「子どもと一緒に幸せな時間や苦労する時間、充実した時間を過ごしていく、花視点の映画を考えています」と構想を明かした。
 
 本作のタイトルで目を引くのは、「おおかみこども」というファンタジックなフレーズだ。この発想が生まれたきっかけを監督は、「子どもたちのバイタリティーを描くとき、ストレートに描くのではなく、何かの比喩(ひゆ)として描きたかった。そう考えたとき、おおかみという絶滅して日本にいない動物がまだ違う形で生きていて、作品の面白みにつながっていけば」とコメント。物語のテーマである「母と子」は、友人夫婦たちが子育てをする姿を見たことから生まれたそうで「夫婦が子どもをかわいがっているのを見たとき、たまらなくすてきだなと思った。お父さんやお母さんは自分の子どもを見るとき、とても優しい目になる。そこにあこがれを強く感じました」と本作には既婚だが、まだ子どものいない監督自身の思いが反映されていることを明かした。ちなみに主人公の花のキャラクターは、「自分の母親のイメージがあるのかなという気がします」と優しい表情で語っていた。

 また、本作の打ち合わせ中に発生した東日本大震災も、作品に大きな影響を与えたという。「本作ではたくさんの登場人物が、決して楽ではない状況の中でも、主人公たちとかかわりながら、スクッと大地に立って生きていく。人は独りでは生きていけないし、子どもを育てることができない。子どもたちという未来をどうやって僕らが支えて、次の世界に結び付ければいいのか。改めて気付いたそういった大事なことが、映画の隅々にまで入り込んでいます。本当に大事なものは何だろうと、作品を通してみんなと一緒に考えていけたらと思います」とコメントし、本作が前作『サマーウォーズ』同様、きずなの大切さを再確認できる作品になることがうかがえた。


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