「アメリカン・アイドル」で大ブレイクしたアダム・ランバート、ヘルシンキのゲイバーの外で逮捕される

　2009年の「アメリカン・アイドル」シーズン8で、見る見るうちに注目を集め、惜しくも準優勝に終わるも人気の度合いは優勝者を超えるほどで、その後デビューアルバムをリリース、レディー・ガガと仲がいいことでも知られるアダム・ランバートが、ヘルシンキのゲイバーの外で逮捕された。

　ハリウッド・レポーター紙（電子版）によれば、ランバートは、フィンランド人のボーイフレンドで、リアリティショーのスターでもあるサウリ・コスキネンとともにヘルシンキの有名なゲイバーDTM（Don’t Tell Mama＝ママには言わないで）におり、そこで二人は喧嘩となり、続いて外で揉み合いになったところ、二人とも逮捕されるに至ったという。

　ランバートは、コスキネンとクリスマスを過ごすために12月19日にフィンランド入りした。20日には、ニューシングルの「ベター・ザン・アイ・ノー・マイセルフ（原題）」がリリースされたばかり。連行された二人は、警察の尋問を受けた後、釈放となった。

　コスキネンは、釈放後自らのブログで、「セレブリティだって人間だ。有名でいるのはたやすいことじゃない。愛もいつもたやすいわけじゃないが、永遠のものだ」と書いている。ランバートとの揉め事も、二人の恋人関係には致命的な傷は残さなかったようだ。（鯨岡孝子）