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宮崎将、『ユリイカ』以来10年ぶりの映画主演にも涼しい顔!? 気負いなしで放つ圧倒的な存在感

宮崎将、『ユリイカ』以来10年ぶりの映画主演にも涼しい顔!? 気負いなしで放つ圧倒的な存在感
涼しげな顔の下に、強い意志を感じさせた宮崎将

 第64回ロカルノ国際映画祭に公式出品され、好評を博した映画『NINIFUNI』で10年ぶりにオムニバス作品以外の映画主演を務めた、俳優の宮崎将が、「先入観を持たず、自然な気持ちで観てもらうのが一番いい」と不思議な世界観を持つ本作の魅力を語った。

 物語の舞台はとある地方都市。強盗事件に関係した青年(宮崎)が、盗んだ車で逃走し人気のない海岸にたどり着く。一方、アイドルグループ・ももいろクローバー(現ももいろクローバーZ。作中では出演時のグループ名称を使用)とPV撮影隊が海岸を訪れ、青年の車を発見。そして二つの世界が交錯し、ラストシーンへと続く。

 「二つであって二つでないこと」を意味する仏教の言葉「而二不二(ににふに)」をタイトルに冠した本作は、ストーリーにドラマ性があるわけでも、明確なメッセージがあるわけでもない。宮崎も最初に台本を読んだとき、「最後のシーンが印象的だなとは思いましたが、よくわかりませんでしたね。不思議な映画だなと」と正直な感想。

 だが自分なりの解釈にたどり着けたのは、タイトルの意味を知ったときだそうで「それでようやく腑(ふ)に落ちました。ああ、なるほどって」と笑顔を見せる。「それでも、観る人でそれぞれ感じるものは違うと思う。意味を理解するというより、何かを感じられる映画。あまり先入観を持たないで、できるだけ自然な気持ちで観てもらうのが一番いいですね」と語った。

 宮崎がオムニバスや短編以外で映画主演を務めるのは、『EUREKA ユリイカ』以来10年ぶり。だが「気負い? 特にないですよ」と涼しい顔。42分の作品を単独上映するという珍しい試みについても「全国にいるももクロさんのファンが応援してくれると思うので、大丈夫でしょう」とジョークを飛ばすなど、終始リラックスムードだった。ちなみにメガホンを取った真利子哲也監督は、2010年に公開された映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』で、短い出演時間ながら圧倒的な存在感を示す宮崎を観た瞬間、本作の主演への起用を即決したそう。気鋭の真利子監督が紡ぐ世界の中で、宮崎がどんな存在感を放つのか、大いに期待できそうだ。(肥沼和之)

映画『NINIFUNI』は2月4日よりユーロスペースほか全国順次公開


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