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現代版『スラップ・ショット』?ショーン・ウィリアム・スコットが、アイスホッケー・プレイヤーに挑戦!

現代版『スラップ・ショット』?ショーン・ウィリアム・スコットが、アイスホッケー・プレイヤーに挑戦!
左からショーン・ウィリアム・スコット、リーヴ・シュレイバー、ジェイ・バルシェル

 映画『アメリカン・パイ』シリーズで個性的な役柄スティフラーを演じて注目を集めたショーン・ウィリアム・スコットが、アイスホッケー・プレイヤーに挑戦した新作『グーン(原題) / Goon』について、共演者のリーヴ・シュレイバーとジェイ・バルシェルとともに語った。

 同作は、全くアイスホッケーの経験のなかったダグ・グラッド(ショーン・ウィリアム・スコット)が喧嘩の才能を買われて、セミ・プロのアイスホッケーチームに加わり、チームのために乱闘でその力を証明しながら、チームのスターにのし上がっていくというスポーツ/コメディ作品。

 映画内でライアン役として出演しているだけでなく、脚本も執筆しているジェイ・バルシェルは「僕の父親はユダヤ人の移民で、彼がカナダに移ってからはアイスホッケー、喧嘩、そしてユダヤ人でいることが彼のアイデンティティーだったんだ。だから、主役ダグがアイスホッケーのリンク上で喧嘩するのも、僕がそんな父親のもとで育った影響からなんだよ」と明かした。

 リーヴ・シュレイバーは、ショーン・ウィリアム・スコットとの共演について「映画内には素晴らしいシーンがあって、それはショーン・ウィリアム・スコットが演じるダグと僕が演じるロスとのダイナーでの会話のシーンなんだ。そのシーンでは、今注目を浴びているダグと、熟年のプレイヤーのロスが、ホッケー、チーム、ファンなど関係なしにお互いが衝突しようとしていて、彼らがアイスホッケーのリンク上で存在できるのは、お互いの喧嘩の強さだけであることを認識しあうんだ」ととても意味合いのあるシーンであったことを語った。

 さらにリーヴは「それにほとんどの人々は、彼らのような喧嘩の強いだけのプレイヤーを、アイスホッケーのプレイヤーと認めていないが、ダグは、それでも僕らはアイスホッケーのプレイヤーだと主張するんだ」と語り、この映画がアイスホッケーの世界をリアルに描いた作品であるとも話してくれた。ちなみに、映画『スラップ・ショット』にハンソン・ブラザーズとして出演していた実在のアイスホッケーのプレイヤー、ジェフ&スティーヴ・カールソンが、この映画のコンサルタントとしてかかわったいたそうだ。

 これまでは女性を追いかけて、格好つけている役が多かったショーン・ウィリアム・スコットだが、今回は謙虚で繊細な役を演じていて、これまでのイメージを払拭しているようだが「これまで僕が演じた役では、女性を手に入れている役が多いと思っている人が結構いるが、実際には手に入れられない設定の方が多かったよ……(笑)。この役はあらゆる要素が入った役で、僕がロサンゼルスで俳優を目指そうと思っていたすべての要素が含まれている。そこが気に入っているんだ」と語り、この映画をキャリアの分岐点にしたいとも告げた。

 映画は、ジョージ・ロイ・ヒル監督の『スラップ・ショット』を彷彿させ、笑いあり、派手な乱闘シーンあり、氷上で男たちが繰り広げる戦いが見事に描かれている作品だ。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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