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吉沢悠、日韓合作映画で「日本人と韓国人が一緒に撮影できたのが幸せだった」

吉沢悠、日韓合作映画で「日本人と韓国人が一緒に撮影できたのが幸せだった」
「幸せだった」と撮影振り返る吉沢悠

 25日、朝鮮半島の山々の緑化に生涯を捧げた日本人・浅川巧の半生を描いた映画『道 ~白磁の人~』の特別試写会が早稲田大学大隈講堂で行われ、主演の吉沢悠と高橋伴明監督が出席した。日韓共同制作となった本作について、二人は充実の韓国ロケを振り返った。

 浅川巧生誕120年を記念し、その半生を基に製作された本作。およそ1か月にわたる韓国ロケも行われ、スタッフの8割が韓国人だったといい、主演の吉沢は「日本人と韓国人が一緒に撮影できたのが幸せだった」とニッコリ。共演のペ・スビンとも親友になれたといい「親友は国も言葉も関係なくできるんだと感じました。どんどん仲良くなる過程が、(劇中)友情をはぐくんでいく浅川巧とイ・チョンリムにリンクしました」と充実した撮影を振り返っていた。

 撮影前には、ソウル市にある浅川が埋葬されている共同墓地、忘憂里(マンウリ)を訪れたという吉沢。「そこに日本人の浅川さんが埋葬されているのを知らない人もいると聞きました。(本作は)韓国でも浅川さんのことを知ってもらい、いろんな意味で、たくさんの人たちに影響のある作品になると思います」と主演作に胸を張った。

 また高橋監督は、日本と韓国の撮影スタイルの違いに戸惑うこともあったというが「お互いのスタイルを話し合って、円満に撮影できたと」とこちらも充実した撮影だった様子。しかし、併合時代の日本と韓国を描くというデリケートな設定ゆえに、「シナリオ上では『日韓併合』と書いていましたが、それを読んだ韓国の年配の方から、これは『強制併合』にするべきだ、と指摘されたこともありました」と苦労もあったことを明かすと、「わたしはこの映画を撮る上では日本側と韓国側のどちらかに立とうという意識もなく、プロデューサーの判断にゆだねました。日本で公開するときは日韓併合でいいし、韓国で上映するときは強制併合でいと思っています」と語った。

 本作は日本が韓国を併合してから4年後の1914年に京城(現ソウル)へ渡り、40歳の若さで亡くなるまで、朝鮮半島の自然復活のため尽力した実在の人物・浅川巧の半生を描いた人間ドラマ。吉沢悠、ペ・スビンのほか、塩谷瞬、大杉漣、田中要次らが顔をそろえる。(取材・文:中村好伸)


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