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大作で俳優を声優にするのはやめてくれ!?アメリカ声優業界の実態に迫るドキュメンタリーが話題に!

大作で俳優を声優にするのはやめてくれ!?アメリカ声優業界の実態に迫るドキュメンタリーが話題に!
僕たちの声を誰がやっているかなんて、普通は知らないよね… - Alberto E. Rodriguez / WireImage / Getty Images

 2013年に全米公開予定のドキュメンタリー映画『アイ・ノウ・ザット・ボイス(原題) / I Know That Voice』が話題を呼んでいる。誰もがその声を知っていながら、経歴や、時には外見を知っているファンすらごく少数という声優陣の実態に迫ったドキュメンタリー映画だ。

 本作に出演しているのは、ビリー・ウェスト、トム・ケニー、タラ・ストロング、ジム・カミングスといったアメリカを代表する声優陣。日本人にはピンと来ないかもしれないが、ビリーはバッグス・バニー、トムはスポンジ・ボブ、タラはハローキティ、ジムはくまのプーさんと、彼らが演じているキャラクターを知らない人はいないはずだ。

 本作は、そんな知られざる声優たちの実態にスポットを当てたドキュメンタリー映画。現在も制作中のため、すべてが明かされているわけではないものの、声優たちのインタビューや声優業の裏にある苦労に迫っているという。今年4月にYouTubeで公開された予告編映像は、現在までに50万を超える再生回数を記録しており、注目度の高さがうかがえる。

 海外で上映される日本映画、とりわけアニメーション作品において、海外版声優は作品のクオリティーを左右するとまでいわれる重要な存在。たとえば、宮崎駿監督の映画『千と千尋の神隠し』がアカデミー賞を受賞できたのは、内容もさることながら、ディズニーによる英語吹き替え版のクオリティーが高かったことも一つの要因として数えられているほどだ。

 一方で、アメリカでは声優を取り巻く環境は変化しつつある。一つはフルボイスのゲームソフトが増えたことによる仕事の質の変化、そしてもう一つは大作アニメーションのメインキャラクターに、本職の声優ではなく有名俳優が起用される傾向があることだ。そうした事情は言語の違いこそあれ、日本にも通じるところがある。声優やその仕事に興味のある人ならばぜひ観てみたい作品だが、残念ながら現在のところ、日本公開は未定となっている。(編集部・福田麗)


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