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ピーター・ジャクソン監督、前任のギレルモ・デル・トロが作り上げた『ホビット』の世界観を全部変更?

ピーター・ジャクソン監督、前任のギレルモ・デル・トロが作り上げた『ホビット』の世界観を全部変更?
デル・トロ版『ホビット』も気になります - ピーター・ジャクソン監督とギレルモ・デル・トロ監督 - Robert Patterson / Getty Images(左)

 ピーター・ジャクソン監督が、前任のギレルモ・デル・トロ監督が作り上げた『ホビット』シリーズの世界やそこに登場する生き物の造形などをほとんど変更してしまったとio9のインタビューで明かした。もともとは製作ジャクソン、監督デル・トロで進められていた『ホビット』シリーズだが、デル・トロのスケジュールの都合で監督をジャクソンにバトンタッチしていた。

 『ホビット』シリーズは、J・R・R・トールキンの大人気ファンタジー小説「ホビットの冒険」の映画化作品で、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の前日譚(たん)にあたる作品。マーティン・フリーマンふんする若かりし日のビルボ・バギンズの冒険が描かれる。

 デル・トロ監督は、ジャクソン監督に『ホビット』シリーズのメガホンを渡すことになるまで18か月もの間、『ホビット』のデザインを作り上げてきたという。ジャクソン監督は、「彼は映画の大部分をデザインしていたね。彼から本作の監督を引き継いだときにそのデザイン画を見せてもらったんだけど、そのほとんどはとってもギレルモ的なものだった」と語る。

 デル・トロ監督の代表作である『ヘルボーイ』や『パンズ・ラビリンス』を見ればわかるように、彼が作り出すファンタジー世界は美しいがとても独特なもの。そのため、ジャクソン監督は「それはギレルモの芸術的なビジョンそのものであって、それを映画にすることができるのはギレルモただ一人なんだ。他人のアイデアを自分のものとすることは僕にはできないから、始めから作り直さなくちゃいけなかったよ」とデル・トロ監督が作り上げた世界観を引き継ぐことはしなかったと明かした。

 一から自分らしい『ホビット』の世界を作り上げたジャクソン監督だが、本作にはいくらかデル・トロ監督のDNAが残っているという。「彼がデザインしたもので僕がすごくクールだと思ったものは映画の中にいくつか現れるよ」とのこと。どのあたりがデル・トロ監督の造形物なのかに注目しながら『ホビット』シリーズを楽しむのもいいかもしれない。(編集部・市川遥)

第1部『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日公開
第2部『ホビット ゆきて帰りし物語』は2013年12月13日公開
第3部は2014年夏公開予定


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