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美女のベッドの下に潜み…異常な行動に!「白肌の美女の異常な夜」はまだ続く!? …官能スリラーが人気で上映延長

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都市伝説でもこいう話ありましたね…。スリラーというよりもはやホラーの官能的スペイン映画
都市伝説でもこいう話ありましたね…。スリラーというよりもはやホラーの官能的スペイン映画 - (C) 2011 MIENTRAS DUERMES, A.I.E. / CASTELAO PICTURES, S.L.

 スパニッシュホラーの代表作『REC/レック』のジャウマ・バラゲロ監督が、美女のベッド下に潜み、夜毎異常な行動にふける男を描いたエロチック・スリラー、その名も『スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜』の日本における上映延長が決定した。

映画『スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜』写真ギャラリー

 スペインはバルセロナのマンションを舞台に、住み込み管理人セサルのふらちな行いを描く本作。セサルは毎夜住人の美女クララのベッド下に身を潜め、寝静まった彼女に薬をかがせてから、その肉体を慰め続ける。クララの部屋に自分の痕跡を密かに残すかのように、彼女の歯ブラシを使用するなど、異常さを増すセサルの行動に戦慄を覚える。

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 美女のベッドの下に潜み、寝静まったところでその体を弄ぶ……この異常な妄想を、バラゲロ監督は緊迫感ある演出と官能的な映像で実現。常にハイテンションな恐怖が襲う『REC/レック』から一転、そのエロチックで異常な世界観には、男性は背徳的な興奮を、女性ならば背筋が凍るような恐怖を覚えることだろう。

 現在のところ都内1館、それもモーニング&レイトショーのみという実に小規模公開がなされている本作。しかしその世界観にハマる観客は少なくないようで、今月11日の公開ながら、モーニングショーのみ9月28日までの上映延長が決定した。

 美女のベッド下に潜み続ける男という設定は、日本人にとって「屋根裏の散歩者」や「人間椅子」など、小説家・江戸川乱歩の創作した世界が思い起こされるところ。また、眠りにつく美女への行為ということで、川端康成の小説「眠れる美女」を彷彿(ほうふつ)とさせる部分も。スペイン産ながら日本人の感性に訴えかけてくる作品として、この機会に目にしておきたい一本といえそうだ。(編集部・入倉功一)

映画『スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜』はシアターN渋谷にて9月7日までモーニング&レイト公開中(9月8日~28日はモーニングのみ)

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