「夜コーマン」再び！B級テイスト満載コーマン映画を新ラインナップで上映！
今年3月から4月にかけ、「B級映画の帝王」ロジャー・コーマンの実像に迫るドキュメンタリー『コーマン帝国』公開を記念して開催された、コーマン関連作のレイトショー企画「夜コーマン」が、新たなランナップをそろえ「続・夜コーマン」として帰ってくる。
数多くの低予算インディペンデント映画を製作し続け、マーティン・スコセッシやジャック・ニコルソンなど、多くの門下生を輩出した映画人ロジャー・コーマン。前回「夜コーマン」では、『デス・レース2000年』『残虐全裸女収容所』といった作品を上映、映画ファンの喝采を呼んだ。
今回の「続・夜コーマン」で上映されるのは、『デス・レース2000年』の正統的続編といえる作品で日本初登場となる『デススポーツ』、禁断の惑星を舞台にロボット・アメーバ・宇宙怪物が大暴れするSF巨編『禁断の惑星エグザビア』、さらに『ダ・ヴィンチ・コード』のロン・ハワード監督が主演も兼ねてデビューを果たした『バニシングIN TURBO』に『グレムリン』のジョー・ダンテの初監督作『ハリウッド・ブルバード』の4作品。B級テイスト満載なだけでなく、アメリカ映画史を語る上でも外せない貴重な作品が並ぶ。『バニシングIN TURBO』以外は日本初公開。
鑑賞料金は1,000円均一で、発売中の『コーマン帝国』DVDかブルーレイのパッケージ（ディスクのみは不可）を提示すると半額の500円になるなど、相変わらずの太っ腹企画。10月に開催される第25回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員長に決定しているコーマン。来日に合わせ、アメリカ映画史にその名を刻む映画人の功績を、改めて振り返りたい。（編集部・入倉功一）
「続・夜コーマン」は新宿武蔵野館にて10月13日～11月9日まで4週連続レイト上映（毎週1作品）
映画『コーマン帝国』DVD＆ブルーレイは発売中 税込み価格 4,179円（DVD）/ 5,040円（ブルーレイ）
