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忽那汐里、顔に痛々しい傷跡の特殊メイク!遊女役への徹底した役作りを語る

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かわいい顔が痛々しすぎます……
かわいい顔が痛々しすぎます……

 クリント・イーストウッド主演・監督の同名映画を李相日監督、渡辺謙主演でリメイクする映画『許されざる者』に出演する女優・忽那汐里が、役柄への思いを語った。

映画『許されざる者』撮影現場フォトギャラリー

 本作で忽那が演じるのは、開拓地に住む兄弟に顔を切り刻まれて心に深い傷を負う遊女・なつめ。忽那の顔には、痛々しい傷跡の特殊メイクが施されるが、この「傷」は男たちが動かされていくこととなる物語の重要な要素の一つだ。忽那は「斬(き)りつけられるシーンを先に撮影できたので、なつめの気持ちの変化も理解しやすかったです」と語る。

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 「何が何でもこの役を演じたい」と自ら監督に直談判したほど、役への思い入れは強い。忽那自身「自分では計り知れない役柄ですから、そういう仕事をする女性が抱える事情や背景についてもリサーチをしてから現場に入りました」と話す通り、徹底した役作りで撮影に臨んだ。

 北海道の上川町に作られた巨大オープンセットもまた、忽那が役に入り込む重要な糧となった。「山を切り開いて作ったこの現場に来て、町の雰囲気を感じ、キャストの方とお会いして、初日からどのような作品に関わっているのかをすぐに実感できたことを覚えています」。現場では、『許されざる者』の世界に浸るようにたたずむ忽那の姿があった。

 決して妥協せず、徹底した演出をする李監督の現場は過酷そのもの。それでも日々を乗り越えていけるのは、主役を務める渡辺の人柄が大きい。忽那は「現場に入ってからは、共演の柳楽優弥さんとわたしに、謙さん自ら馬の稽古をしてくださっているんです。馬に乗りながらの芝居というのは、なかなか教えていただけない貴重なことなので、とても勉強になっています」と渡辺の面倒見の良さを明かした。

 これまでのイメージを払しょくするような難役と、真正面から向き合っている忽那。李監督や渡辺らと共に過ごした北海道ロケでの経験が、今後の彼女の女優人生において大きな基盤となることは間違いない。本作で忽那がどんな変貌を遂げるのか。今から完成が楽しみだ。(編集部・森田真帆)

映画『許されざる者』は、2013年9月13日より全国公開

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